以前にも取り上げさせていただきましたが、プレゼンをAIがサポートしてくれる "Presenter Coach"。 この機能が、一部の環境で導入され始めたようです。
AI の機能を利用して視覚的にも目を引き、没入感のあるプレゼンテーションを作成する手助けをしてくれる "Designer" の機能とともに、今年の6月にブログで発表されたものでした。
"Nail your next presentation with Presenter Coach in PowerPoint for the web" というタイトルでブログの中では紹介されております。
まずはWebからということで、"PowerPoint for the web" での公開が待ち望まれていたわけですが、とうとう英語環境のみではありますがスタートしているようです。
【Presenter Coachの利用環境】
まだすべてのユーザーが利用できるわけではなく、さらにすべての言語が対応しているわけでもありません。英語のみになります。順次増えていくとは思いますが、まだまだ時間はかかると思われます。
-- 利用環境:
・ブラウザ
Microsoft Edge Ver.15.** 以降
Google Chrome Ver.52.** 以降
Firefox Ver.52.** 以降
・利用時
Microsoftアカウント(hotmail.com、outlook.com、live.com、msn.com)またはOffice 365の職場または学校のアカウントでサインインすること
・必要な機器
マイク
** リハーサルレポートを閉じると、レポートは消えてしまいます。 コピーを保存する場合には、別途スクリーンショットを撮る必要がありますので、ご注意ください。
・利用できる言語:
現在のところ英語のみです。PowerPoint for the Web の言語表示が英語になっている場合のみ利用できるようです。
リハーサルをすると、その内容を解析して指摘してくれる "Presenter Coach" 。
現在のところ英語環境のみですが、日本語環境にも早く対応していただきたい機能の一つですね。
【更新】
言語設定を、英語に変更して PowerPoint on the Web の画面を確認してみました。
日本語版にはまだ字幕の機能しかありませんが、上記にもあるように、Slide Show タブを開くと、"Rehearse with Coach" という項目が加わっていることが確認できます。
<参照>
・まもなく登場 !? "Presenter Coach" とは?・PowerPoint AI gets an upgrade and Designer surpasses a major milestone of 1 billion slides/Office365Blog
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