昨日配信されている、月例品質ロールアッププログラム KB4516067 が原因で、Windows RT8.1 に搭載された Iinternet Explorer 11 が起動できなくなることを確認しています。
この KB4516067 は、本来、CVE-2019-11091, CVE-2018-12126, CVE-2018-12127, CVE-2018-12130 といったセキュリティの更新も含まれていることから、適用は必須なわけですが、これを適用すると、
といったエラーが表示されて、Internet Explorer 11 が全く起動できなくなります。
昨日確認した限りでは、更新プログラムのアンインストールぐらいしか改善策はありませんでした。先ほど確認した限りでは、Windows 8.1 などでは同プログラムが適用されても問題はないようなので、Windows RT 搭載の Surface 2 などのみのようです。
【対処法】
とりあえず更新プログラムを非表示にして、次の更新プログラムが配信されるまで待つしかないようです。
1) 左下のスタートボタンを右クリックして、表示されたメニューから "コントロールパネル" をクリックして開きます
2) システムとセキュリティ>Windows Update と開いたときに、更新プログラムがありますととあれば、クリックして内容を表示させます。もしなにもありませんとなっていた場合には、一旦更新プログラムをチェックし、同様に検出されたら、クリックして表示させます
3) 表示された更新プログラム KB4516067(月例品質ロールアップ)の上で右クリックして、"更新プログラムの非表示" をクリックします
これで自動的に適用されなくなります。
Surface 2 を使用していて、昨晩あれ?ってことになったんですが、Surface 2 などの場合には、Internet Explorer 11 以外にブラウザの選択肢がないのでつらいところですね。
とりあえずこれで次の修正プログラムが配信されるまで待つしかなさそうです。
【2019/09/16更新】
以下の参照させていただいている更新プログラムの案内の中の既知の問題の情報が更新されました。
上記にあるように、現在対応中となりましたので、もうしばらくお待ちください。
【2019/09/30更新】
今回の不具合を修正する、KB4516041 の配信がスタートしています。相変わらず一部の環境では既知の問題も抱えているようですが、IEが起動しなくなるということからは解放されるようです。
<参照>
【関連する記事】
- Windows 8.1 最後の更新がリリース Part 3
- Windows 8.1 最後の更新がリリース Part 2
- Windows 8.1 最後の更新がリリース
- Windows 8.1 を起動したら 「このバージョンの Windows はサポ..
- OneDrive のデスクトップアプリ、Windows 8.1 では利用不可に
- Surface 2 と Windows 8.1 RT
- Windows 8.1 への アップデート
- Windows の基本操作 Vol.2021-5-2
サウンドレコーダーとボ.. - エクスプローラーから写真を印刷すると白く抜けて印刷できない部分が発生してしまう【..
- GmailのInternet Explorerのサポートは、2021年3月15日..