以前に、Office Insider(Fast Ring) と、Skype 向けに提供されていた "ライブキャプション" の機能。
この機能が、Windows 版では、月次更新ユーザー向けに、そして Macユーザーに向けて、その提供がスタートしました。
- Windows 版: Ver.16.0.11231.20070 以降
- Mac版: Ver.16.22.127.0 以降
- PowerPoint Online
で利用可能です。
PowerPoint を起動して、スライドショータブ を開くと、"キャプションと字幕" というグループ名が表示されるかと思います。
なおこのライブキャプションの機能、"PowerPoint でのリアルタイムの自動キャプションまたは字幕の表示" の中でも紹介されていますが、"音声入力でサポートされる話し手の言語" のところで確認すると日本語版については、まだプレビューの段階です。
完全サポートされている状態ではありません。注意書きにも、"現時点では、"プレビュー言語" は完全にはサポートされていません。 これらの言語の認識は、時間の経過と共に改善されます" とある通りです。
【アクセシビリティの高いスライドの作成】
そもそも、PowerPoint にこうしたライブキャプションの機能が搭載されるようになった背景には、一般ユーザーもさることながら、それ以上に障碍のあるユーザーにとっても、アクセシビリティの高いプレゼンテーションにするためには、どういう機能が必要か?ということから追加されている機能でもあります。
スライドの内容をわかるように、ライブで話し手の言葉を字幕として表示させる。後日、動画データなどで配信する際に、字幕を手動で追加するなど、よりアクセシビリティの高いプレゼンテーション資料が作成できるアイテムとしても活用していきたいですね。
そうした様々なアクセシビリティに関する機能については、"PowerPoint のアクセシビリティに関するサポート" でもご確認いただけます。
是非一度ご覧になってみてください。
<参照>
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