来年1月に迫った、Windows7 のサポート終了に向けて、関連サービスも順次終了しつつあります。
今回ご紹介するのは、Windows7 に搭載された Windows Media Player で、CDから音楽データなどを取り込んだ際、従来であれば提供されていた 楽曲のタイトル、ジャンル、アーティストや、映画の監督、俳優、ジャケット画像、テレビの番組表などのメタデータの提供が終了したと言うお話です。
今後、Windows7 の Windows Media Player を利用して、音楽CDからデータをPCに取り込んだ場合、楽曲情報などは反映されなくなります。手作業で自分で編集する必要が出てくるわけですね。ただし一度取り込まれた情報については、削除されることはありません。
また、Windows Media Center については、Windows7/8/8.1 向けのメタデータの提供は同様に終了しています。
来年以降もサポートが続く Windows 8.1/10 に搭載された Windows Media Player には影響はありませんとはWebページではありましたので確認してみました。
半信半疑で、ほんとう??と思いつつ、Windows 7 の Windows Media Player に、お気に入りの 山下達郎さんのCDを入れて検証...
まぁ、さほど新しいアルバムじゃないしやっぱり出てきませんでした... さらに Windows 10 の Windows Media Player でも同様でした。右の画像は、別のCDをWindows 10 の Windows Media Player で試したところ...
そして、あれぇ〜と思って、USのMS Community を覗いてたら、どうもサービス自体が完全に終わっちゃったようです。
調べてみるといろいろ唖然とすることの方が多いんですが、普段はあまり気にもしてなかったんですが、ここ数日USの MS Community でもメタデータが取り込めないという質問が上がってましたが、サービス終了が要因という回答がついているようです。
引き続き何か情報が入りましたらこちらでもご紹介させていただきます。
【更新】
その後、Windows 10 でもほかのバージョンでも確認してみたところ...あくまでもうちで検証している限りではありますが、
Windows 10 Ver.1809 ⇒ ×
Windows 10 Ver.1903 ⇒ 〇
という結果でした。19H1 に搭載されている Windows 10 の Windows Media Player では問題なく情報が取り込めてました。
【2019/06/16更新】
引き続き手持ちの環境で確認してみました。
Windows 8.1:
Windows Media Player Ver.12.0.9600.19208 ⇒ 〇
Windows 10 Ver.1809(17763.557) :
Windows Media Player Ver.12.0.17763.475 ⇒ ✖
Windows 10 Ver.1903(18362.175) :
Windows Media Player Ver.12.0.18362.145 ⇒ 〇
という結果でした。
今回、実際に Windows 7 向けのデータの提供が終了しだしたようでしたので、改めて取り上げてみているわけですが、"Windows Media Center と Windows Media Player に影響するメタデータ サービスに関する変更" の情報は、2019年2月9日付のものであって、また検索してみるとお分かりいただけると思いますが、この発表がされたのはさらにさかのぼって、2019年1月末になります。
<参照>
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