Mac・Windows のPCについては、これまでにも紹介していましたが、Android端末で、Office Insider に参加する手順について確認してみました。
Android版の Office Insider にも、Insider ファースト と Insider スロー の2つがあります。
通常、Chrome ストアで検索して検出されるのは、通常版になりますので、Office Insider 向けに提供されている機能はこれでは利用できません。あくまでも、Office Insider 向けの製品をダウンロードし、インストールする必要があります。
-- Office Insider への参加:
参加手順は次の方法になります。
1) まずは、"Office Insider プログラムに参加する" にアクセスします。スマホでも、PCでも構いません
2) "参加方法" のところで、"次のリンクを使用して Insiderスロープログラムに登録します:〜" の製品名のところにわかりづらいのですが、リンクがはってありますので、インストールしたい製品名をクリックします
3) Googleアカウントでのサインインを求められますので、Googleアカウントでサインインします
4) 今回は、PowerPoint をクリックしてみましたが、"App: Microsoft PowerPoint: スライドショーとプレゼン" と言う画面が表示されますので、"テスターになる" をクリックします
5) テスターとしての登録が済んだら、画面上のリンクをクリックしてダウンロードに進みます
スマホでこの画面まで進んだ場合には、そのままダウンロードできますが、当然PCで手続した場合には、実際にダウンロードするところからは、スマホを利用して操作する必要があります。
その場合、再度スマホのブラウザを利用して、Office Insider のページにアクセスし、"参加方法" のところで今回選択したアプリ名(今回のケースでは、PowerPoint)をタップします。
すると、Google Play のサイトに移動し、"テストプログラムへようこそ" の画面になったら、”Google Play からダウンロードします” をクリックします。するとダウンロードページに移動し、インストールするをクリックすると、ダウンロード&インストールがスタートします。
【Insider スローと Isider ファースト】
今回の手順で Office Insider に参加することが可能になりますが、こちらの手続きで参加が可能になるのが、Insider スロー になります。
仮に、Insider ファースト として利用したい場合には、更に手続きが必要になります。
1) まずは再度、"Office Insider プログラムに参加する" にアクセスします
2) "参加方法" の中にある "Android の Office Insider ファースト グループ" をクリックして移動します
3) Google の ”Insiders Fast WXP” の画面に移行しますので、Google アカウントにサインインします
4) その後、"グループに参加する" をクリックすると "「Insiders Fast WXP」グループに参加" と言う画面になりますので、さらに ”このグループに参加” をクリックします
手続きはそこまでで、Office Insider のページによると、その後、"メンバー登録が承認されると、選択したアプリの更新プログラムを受け取れるようになります" ということです。
-- Insider スロー と Insider ファーストの違い:
更新頻度の違いもありますが、利用できるアプリにも違いがあります。詳細は、"Office Insider プログラムに参加する" を参考にして下さい。
Insider スロー: Word、PowerPoint、Excel、OneNote
Insider ファースト: Word、PowerPoint、Excel
さて今回実際に、Insider スロー で導入された、Android 版の PowerPoint。
ちなみにインストール後できるアイコンですが、左が通常版。つまり普通にGoogle Play からダウンロードしたもの。そして右側が、Office Insider 向けのもの。アイコンも違うんですね...
<参照>
【関連する記事】
- Microsoft アカウントでサインインしなくても iOS 上で共有ファイルが..
- Microsoft Defender VPN のサービス終了
- iPad 版 Excel において、シートの保護機能を追加
- モバイル向け Office 製品のファイルを開くときの既定の動作が変更
- 2025年にサポート終了を迎える製品
- Microsoft 365 サイトとサポート対象外の macOS
- 「Microsoft Publisher」は、2026年10月にサポート終了(廃..
- Excel for the web の操作性向上 Part 2
- Web 版 Office のファイルメニューなどが一新!
- Web 版 Excel の操作性が向上。より使いやすく、わかりやすいデザインに!..