時々こういううっかりミスを見かけるので取り上げてみました。
Excelで、以下のような表を作成。計算式は正しく作成されているのに、#VALUE! というエラーが表示されてしまうことがあります。
#VALUE! というエラーは、一般的なもので要因の特定も結構面倒かもしれません。計算式を表示させてみると、計算式も特別おかしいところもありません。
エラーをクリックして、"計算の過程を表示" をクリックしてみると....
何やらちょっと怪しいですね... 単価のところの、C4をクリックして数式バーをドラッグして見ると
スペースが入っていることがお分かりいただけると思います。
スペースだと数値じゃないですから、当然計算式は成立しない...ということでエラーになっているわけですね。
上記も一緒です。金額や個数などの単位を手入力で入れてしまうと、Excelではそれは文字列として扱われます。なので、エラー表示になってしまいます。
なので、どうしても単位が必要な場合には、Excelでは、上記のように単位などは手で入力するのではなく、セルの書式設定で単位を表示するように設定します。
非常に単純なことなんですけどね、空白(スペース)が入っているケースもわかりずらいですが、より分かりやすく作ったつもりで、こうして気を利かせて単位を入れてみたらエラーになったなんて言うケースにもご注意ください。
<参照>