GWの連休も終わって、改めて新元号になってからビジネスも本格的にスタートしています。
さてこのGW中の大きな問題の中で、Windows や Office 製品などの新元号対策がありました。
GW前にはほとんどのOS向けにオプションの更新プログラムが提供され、さらに、GW中に Ver.1809 向けにも提供されて一安心...と思ってたら、実はフォントの変更に伴う問題があって、現在以下のようなトラブルが発生しています。
この問題を整理して紹介しているスレッドもありましたので、参考までにリンクを張らせていただきます。
すでにフィードバックHUBなどでも取り上げられておりますが、現時点では基本的には KB4495667 の更新プログラムを削除する以外には対処法はないようです。
当然ながら削除すれば、"令和" 表示はできなくなります。
今後の修正プログラム待ちという状況です。
もっとも先日の一部メディアの報道によれば、Windows 10 Ver.1809向けに提供された KB4495667 自体が自動配信されたのは、誤配信だったという話もあるようです。
【必ずしも削除すればいいというわけでもない!】
さて、Excel についてはこれでいいのですが、Excel 以外のソフトで、会計や見積り関連の専用ソフトなどでは、日付情報についてOSの設定を参照しているものも多々あります。
そうしたソフトをご利用の場合、OSの新元号対策をアンインストールすると、逆に正しく和暦表示が出来なくなることもあります。実際に見積書を作成するソフトで確認いたしました。
このソフトの場合には、該当プログラムを適用してもレイアウトが崩れることはありませんでした。しかし、今回の更新プログラムを導入して、OSが対応済みにならないと "令和" 表示にしても正しく年号表示ができませんでした。メーカーのHPでは、手入力で対処する方法が紹介されている程度でした。
ですので、このケースでは、今回のオプションプログラムは適用して、新元号に対応させる形をとりました。
もちろんこうしたソフトでも、和暦がきちんと表示されてもレイアウトが崩れてしまう...と言うケースもあるかもしれません。
このあたりは、ソフトの導入状況により個別に判断して対処する必要がありそうです。ご使用のソフトメーカーのサポートなどにもご確認いただくことをお勧めいたします。
<参照>
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