昨日公開された、Chromiumベースの Microsoft Edge。
Microsoft Edge Insider のウェブページからダウンロードできることはご案内いたしましたが、さっそく導入してみました。
なお現在提供されている New Microsoft Edge は、文字通り、Insider版です。
お試しになる方は、そうしたことを念頭に置いてお試しください。
【ダウンロード&インストールする】
1) Microsoft Edge Insider サイトにアクセスします。トップページには、"Dev Channel" のダウンロードリンクがありますので、今回は、こちらをダウンロードしてみました。"Download Dev Channel" をクリックしていったんデスクトップに保存
2) デスクトップには、"MicrosoftEdgeSetup.exe" という実行プログラムがダウンロードされました
3) そしてダブルクリックして実行。UACの後、プログラムのダウンロードとインストールが開始されます
4) インストールが完了すると、デスクトップには Dev版の New Microsoft Edge のアイコンが。そしてしばらくすると、New Microsoft Edge が起動してきます
【New Micorosoft Edge の起動】
インストールが完了すると、New Micorosoft Edge が起動してきます。そしてまず最初に、セットアップの画面になります。
この画面では、現在ご利用になっている、Microsoft Edge(旧版) からお気に入りなどのデータをインポートすることから始まります。
"Start with your data": 旧Micorosoft Edge から、お気に入りなどのデータを取り込みます
"Start from scratch":そのままお気に入りなどのデータは不要ということであればこちらでもOKです
仮に "Start from scratch" を選択しても後ほど、設定>インポートブラウザデータ とすれば、データの取り込みは可能なようです。
今回はデータを取り込まずに進めてみました。"Start from scratch" をクリックして、"Confirm" をクリックします。
続いて、TABの表示などページの設定方法の選択に進みます。
Inspirational/Informational/Focused のいずれかを選択して、"Done" をクリックします。こちらの設定についても、後ほど設定画面から変更ができるようですので、今回は、"Inspirational" を選択してみました。
そして設定が完了して、いよいよ "New Microsoft Edge" が登場しました。
【日本語表示にする】
ご覧いただくとお分かりのように、この段階では、New Microsoft Edge の画面は英語表示です。
次に表示言語を変更してみます。
1) 画面右上の [...](Settings and more)をクリックして、"Settings" をクリックします
2) 左ペインのメニューから、"Languages" をクリックします
3) 続いて "Add languages" をクリックし、利用する言語 "Japanese" を選択し "Add" をクリックします
4) 言語が追加されたことを確認したら、"Japanese" の脇にある "..." をクリックして、"Move to the top" をクリックし、日本語を最上位に移動します
5) 設定が完了したら、New Microsoft Edge を終了して再起動
と設定はしてみましたが、どうも日本語表示までにはまだ対応していないようでした。
【実はwindows10 以外のユーザーでも...】
Microsoft Edge Insider のサイトでは、以下のサイトにもあるように、まだなのですが、実は "Notify Me" リンクをクリックしてみると....
ご覧いただくと、まさにその通りなわけですが、リンクをクリックすると "We can't wait for you to try it" というダイアログボックスが出てきて、必要事項を入力すればダウンロードページへの誘導する画面になります。ただしこの先はやはり同じ画面で、"Comming Soon" という画面に戻ってしまいました。
しかし、Windows 8.1 を利用して、Windows 10 用のダウンロードをクリックしてみたら....
普通にダウンロードされて、インストールも完了。問題なく起動しているようです。
ただしあくまでも、Insider版であること、さらには、Windows8.1向けには正式にはまだ配布も始まっていないことを承知の上で試したわけですので、何らかのトラブルが今後発生する可能性はありますので、お試しになる方は、その点をご理解いただいた上で、お試しください。
Chromiumベースのブラウザは、何も Google Chrome ばかりではなく、Vivaldi や Opera など様々なものがあります。
今後の、Update を通じてどう Microsoft らしい味付けがされていくのか? ちょっと楽しみなところです。
【追加情報】
Windows 8.1同様に、Windows 7 でも試してみました。
こちらも Windows 10 用のプログラムでインストールできました。正常にインストールが完了し、動作するようです。
ただし上記でも書きましたが、あくまでも Insider 版ですし、Windows 10 用のものなので、Windows 7 用を試したい場合には、あくまでも提供が開始されるまでお待ちください。
<参照>
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