以前、こちらのブログで、更新プログラム(KB4461614)のインストールにより、Access 2010 が動作を停止してしまうというトラブルについてご紹介しました。
このトラブルが発生して間もなく、同更新プログラムは、以下の画像にあるように、重要な更新プログラムとして検出されては来ても、チェックボックスが外れていて、あえてオンにしない限り自動ではインストールされない状況でした。
その記事の中でもご紹介しましたが、KB4461614 は、新元号に対応する問題も含まれてはおりましたが、本来はセキュリティの更新プログラムで、CVE-2019-0560 への対策ということもあって、一概に削除していいというものではありませんでした。
そして、1月18日付で配信されたのが、KB4462157 です。
この更新プログラムには、KB4461614 の修正が含まれております。
以前ご紹介したように、これにより、Access 2010 でトラブルが発生していたことは、確認していましたが、同サイトによれば、Excel 2010 が動作を停止してしまうというトラブルも修正されるようです。
やはり、1月の初めに出た KB4461627 により、Excel 2010 が動作を停止してしまうトラブルが発生してましたが、それについては、同更新プログラムの削除で一段落してました。KB4461627 もその後は配信停止になっていましたので、うちのPCには入っておりません。
ただしその後も、同更新プログラムがないにもかかわらず、Excel 2010 が動作を停止するというトラブルもあったようでしたが、今回の、KB4462157 において、改善されたようです。
また、KB4462157 の適用においては、KB 4461579 の適用も必要なようです。
ただし、今回数日ぶりにUpdateをかけたところ、大量に更新がかかり、この両方のプログラムも自動的にインストールされておりました。
他にも更新プログラムが結構あるようなので、今回のトラブルに限ったことではありませんが、まずは一度、Windows Update をかけて最新の状態にしてみることをお勧めいたします。
後は... また新たなトラブルが発生しないことを祈るばかりですが...
<参照>
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