これまで、Microsoft Easy Fix ツールであったり、Fix It であったりした形で提供されていた各種診断ツール。
これらの一部の提供が終了いたしました。
PCメーカーのホームページなどでは、サポートページでこうしたサイトへのリンクを張っているところもまだまだ多々ありますが、その多数が提供終了にともない、アクセスできなくなってきています。
【一例】
以前に一時期公開されていた Microsoft Fix It Center というサイトもなくなり、また一時期ベータ版として提供されていた "Microsoft Fix it Center Online (BETA)" の提供も終了しました。
という以前にあったサイトにアクセスすると、現在は Microsoft のサポートページに転送されます。
・診断ツール Fix it : パソコンが重い、パソコンの動作が遅い問題
・診断ツール Fix it : CD や DVD ドライブが認識されない、読み取れない、書き込みできない問題
といった以前提供されていたツールを検索してリンクがあったとしても、最初にご紹介したようなサポートされなくなりましたというサイトに転送されるようになっています。
もちろんそれ以外にも様々なトラブルシューティングツールが提供されていますが、引き続き提供されているものもあります。
【一例】
リンクをクリックすると提供されなくなったものについては、"Microsoft Easy Fix ソリューションはサポートされなくなりました" というサイトに転送されますが、このサイトによると、OSの基本的なトラブルシューティングについては、OSに付属するトラブルシューティングツールを利用するように.... という趣旨のようです。
Windows 10 の場合には、スタートボタン>設定>更新とセキュリティ とはいって、"トラブルシューティング" の画面に入ります。
ご覧いただければお分かりのように、Windows Update、インターネット接続、オーディオ再生、プリンター、Bluetooth、DirectAccessを使用した職場への接続、Windowsストアアプリ、オーディオの録音、キーボード、ネットワークアダプター、ビデオの再生、プログラム互換性のトラブルシューティングツール、共有フォルダー、検索とインデックス作成、着信接続、電源、音声認識 といった各項目に対するトラブルシューティングが用意されています。
仮にインターネットなどで検索して診断ツールへのリンクにたどり着いたものの、すでに提供が終了しているものだった場合には、ご使用のOSのトラブルシューティングツールをお試しになってみてください。
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