Mac 版 Office Insider Fast Ring 向けに10月22日(日本時間10月23日)付けで提供された、バージョン 16.19 (ビルド 181020) において追加された新しい関数をご紹介いたします。
今回、Mac 版 Insider Fast Ring の Excel 向けに提供が開始された関数は、
・FILTER:定義した条件に基づいてリストをフィルター処理
・UNIQUE:リストまたは範囲から一意の値を取得
・SORT:値のリストを並べ替える
といった3つの関数になります。
今回、Mac 版 Insider Fast Ring の Excel 向けに提供が開始された関数は、
・FILTER:定義した条件に基づいてリストをフィルター処理
・UNIQUE:リストまたは範囲から一意の値を取得
・SORT:値のリストを並べ替える
といった3つの関数になります。
Office 365 サブスクライバーとして Office を利用するメリットの大きなものに、こうして新しい機能が随時提供されていくことがあげられます。Office Home & Business 2016 for Mac などの永続ライセンス版(買い切り版)にはない機能です。
今年の9月に開催された Microsoft Ignite 2018 での発表を受けて、Mac 版の Office Insider Fast Ring をご利用のMac 版 Excel 向けに提供されました。Windows 版については、まだ、Insider Fast Ring でも提供されておりません。
Microsoft Ignite 2018 にて発表された内容からすると、その他の関数(SORTBY、SEQUENCE、SINGLE、RANDARRAY)といったものについては、現時点ではまだのようですが、順次配信されるものと思われます。(2018/11/4更新)
これらの関数によって、必要なデータ行の抽出、不要データ行の自動削除、該当データの自動並べ替え、重複削除による集約用のキーの自動整列が可能になります。
同様に Microsoft Ignite 2018 で発表された AI を利用した "アイデア" の機能は、更に一つ前の、10月18日に提供された、 バージョン 16.19 (ビルド 181018) より利用が可能になっています。
【更新情報】
Microsoft Ignite 2018 でのこちらの内容に関するセッションの模様が公開されております。興味のある方は以下のリンクからご覧になってみてください。
【2018/11/04更新】
確認不足でしたが、リリースノートで紹介されていたのは、3つの関数でしたが、実際には確認したところ、その他の関数(SORTBY、SEQUENCE、SINGLE、RANDARRAY)といったものについても、すでに今回の Update にて対応済みでした。
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