2018年11月06日

小さな筐体に Surface の良さが詰め込まれた "Surface Go" Part 1

Surface Go を始めてみた時、また小さいのが登場したんだな?という目線で、小さいのはもうちょっと...という印象でしたが、いざ実際に Surface Go を手にしてみると、小さいのに見やすい、そして使いやすい...

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あれ?っと、印象が一転した製品でした。

今回はそんな "Surface Go" についてご紹介させていただきます。


【小さな筐体に魅力がいっぱい】

Surface Go の筐体は、[245 mm x 175 mm x 8.30 mm]と当然ながら、Surface シリーズの中で一番小さい。ディスプレイサイズも、10インチ PixelSense ディスプレイ

しかしその解像度は、解像度: 1800 x 1200 (217 PPI) と思っていた以上に大きく、標準の表示スケールも150% が推奨となっていました。手元にあった Dell の 2-in-1 のノートPC(解像度:1380x768)"New Inspiron 11 3000 2-in-1" と比べると、価格的には、ほぼ同じ値段のものですが、これよりもさらに小さいのに非常に見やすい製品でした。

ただし、よくこの Surface Go と比較される、iPad シリーズに比べると、解像度はちょっと落ちます。つい先日、10月30日には、Appleから新製品が発表され、iPad Pro にも新しい製品が投入されましたが、価格的にはとんでもないことになってだいぶ高価なものになったので比較しようもありませんが、旧製品9.7インチの iPad と比べてみるても、iPad が、解像度:2,048 x 1,536ピクセル(264ppi)あるので、iPad の最下位モデルにも負けているのはちょっと残念なところでしょうか? 

でも iPad と違って、普段使用しているアプリがそのまま使用できるというメリットはやはり代えがたいですね。
基本的な仕様を抜粋してみました。

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【Intel Pentium Gold Processor とは?】

さてSurface Go に搭載されているのが、「Intel Pentium Gold Processor 4415Y」という CPU。Intel のCPUの中では、AtomやCeleronよりは上位、Coreシリーズよりは下位に位置する Pentium シリーズの Mobile 向けCPUになります。

Gold シリーズと Silver シリーズがあり、Gold シリーズは、Core i3/i5/i7シリーズのアーキテクチャ(CPUの製造方法)が採用され、Silver シリーズは、タブレット向けCPUとして採用されているAtomシリーズと同じ流れを組むアーキテクチャが採用されています。

Surface Go には、このGold シリーズが採用されています。Surface Pro(5)までの低価格モデルに採用されていた Core m3 よりも下位に位置づけられるので、単純に Surface Pro や Surface Laptop などに比べると CPU は劣ることになりますが、実際に使用してみるとさほどストレスは感じません。

もちろん作業内容にもよりますが... しかし、モバイルと割り切って利用する分には全く問題はないかと思われます。


【Windows 10 Home(Sモード)】

Surface Go に搭載されている OS は、Windows10 Home(Sモード)
ただし、Windows 10 Homeへの無料 Update。Windows 10 Pro (Sモード)へのアップグレードパスも用意されています。

Windows 10 Home へのアップデートおよび、Windows 10 Pro (Sモード) へのアップデートはすべて Microsoft ストアから行うものの、そのリンクは、設定>更新とセキュリティ>ライセンス認証 と開くと表示される。

ちょっとここが分かりずらかった... というのが正直な感想です。Surface Laptop で採用された、Windows 10 sでしたが、現在は、Windows 10(sモード)として継承されています。

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また当初よりいろいろ話題になっていた 添付されてくる Office 製品ですが、Office Home & Business 2016 という買い切り版の Office 2016 が添付されております。



【生体認証、TPMも搭載!】

CPU や メモリといった部分は、他の上位の Surface シリーズに比べれば見劣りはするものの、セキュリティなどについては、このクラスにしてはかなり魅力的です。

このクラスのモバイルPCだと、価格的に、生体認証や、TPMモジュールを搭載しているケースは非常にまれ。この辺りは、Surfaceのこだわりの部分なのかもしれませんね。


まずは、Part 1 として、Surface Go のスペック的な部分を見てきましたが、Part 2 では、Surface Go とその周辺機器について触れていきたいと思います。



<参照>




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posted by クリック at 20:39| 東京 ☀| Comment(0) | Surface | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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