つい先日の 10月2日より、Office 365 Solo については、インストール台数が無制限になり、同時に利用できる台数が5台と、変わりました。
それに伴うものなのか? 新たに ストアアプリ版の Office 365 Solo が登場しています。
実は、以前も一度試したことはあるんですが、Microsoft ストアで検索して、"Office 365 Solo" を選択しても、通常のマイアカウントページに移動して、デスクトップ版のインストールページに移動してましたので、それからすると状況は変わったようです。
過去に何度もこのブログでも取り上げましたが、Windows 10 Fall Creators Update を最初から搭載して販売されている PC から、順次プリインストール版の Office クライアントが、"ストアアプリ版" に変わってきています。
なので、Office Home & Business 2016 のストアアプリ版 については、このブログでも何度か登場していたわけですが、今回ご紹介するのは、Office 365 Solo のストアアプリ版になります。
ただし、やはりこれまで何度か取り上げたように、ストアアプリ版の場合、通常のC2R版に比べていろいろ制限がかかりますので、これしかインストールができないような、Windows 10 Sモード でのご利用の方に向けたものになるかと思います。
ご紹介しておきながらこう書くのもおかしいかもしれませんが、現状いろいろ制限がかかるストアアプリ版でもありますので、決してインストールをお勧めするものではありません。
あくまでも検証環境として使ってみたいな?という方は参考にしてみてください。
【インストールする】
さてインストールですが、何も難しい作業はありません。
Microsoft ストアのアプリを起動して、"Office 365 Solo" と検索してインストールするだけ。
以前であれば、Office 365 Solo を検索して表示されても、結果的に、C2R版の Office のインストールのページに飛ばされていましたが、現在は、ここから、ダウンロードしてインストールが可能になっています。
1) Microsoft ストアを起動。Office 365 Solo と紐づいている Microsoft アカウントでサインインしておきます
2) 検索のところに、"Office 365 Solo" と入力して検索。検索結果に、"Office 365 Solo" が表示されますので、こちらをクリックしてすすみます
3) インストールをクリックして、インストールスタート...
4) インストールが完了しても、C2R版の時の様に "完了しました" とは表示されません。Microsoft ストアの画面に戻るだけです。Microsoftアカウントのサービスとサブスクリプションのところにある デバイス のところには、今回インストールした PC の名称が追加されているはずです
【起動する】
イントールが完了したら起動です。以前にも取り上げましたが、Update に失敗していて、英語表示になったりするケースもあるようなので、そんなことがないか? 恐る恐る...確認。
アプリを起動すると、最初に "利用開始" が表示されますので、"利用開始" をクリックして、使用を開始します。
そしてバージョン情報を確認。バージョン情報に、"Microsoft Store" という項目があることを確認いたしました。
正常にインストールは完了しているようです。
【アップデートする】
更新プログラムは、Microsoft ストアを介して行いますので、各アプリの、ファイル>アカウント と開いたところには、"更新オプション" のボタンはありません。
更新は自動で行われますので、あえて Microsoft ストアアプリ を起動して、更新をする必要はありませんが、トラブルなどに伴い手動で更新をする場合には、Micorosoft ストアアプリ を起動して行います。
参考までに、更新に失敗して、一部のアプリなどで、メニューが英語表記になってしまったような場合、Microsoft ストアアプリを開くと上記の様に、エラーになっていたりします。
この場合、以前にもご紹介しましたが、"最新情報を取得する" をクリックして、再度更新プログラムのインストールを行います。そして正常に完了すれば、表示は日本語表示に戻るはずです。
今回、ストアアプリ版の Office 365 Solo をインストールしてみましたが、すでに判明している不具合や、従来通り利用できる機能とできない機能など、今後、ストアアプリ版とC2R版の違いなどについて随時取り上げてみたいと思います。
<参照>
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