前回、"OS10.10やOS10.11 にOffice 2016 for Mac をインストールする" というタイトルでご紹介しましたその後の続報です。
その後、Micorosoft International Team の方とも直接メールでもやりとりしておりまして、日本語版の Office 365 Solo を利用しているユーザーで、OS10.10 や OS10.11 を利用している方が、Office 2016 for Mac をダウンロードしたくても、インストール画面には、US版のように OS10.10またはOS10.11 ユーザー向けのダウンロードボタンがなく、簡単にはダウンロード&インストールができないという状況について、画像なども送ってフィードバックさせていただいておりました。
つい一昨日の話で、担当部署をあたりますという返事が来てましたが、本日確認したところ、ついにダウンロードリンクが日本語版にもできました。
現在は、Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションのところから、"インストールする" をクリックすると "Office 365 Solo のダウンロードとインストール" というダイアログが表示されますが、そこには、以前ご紹介した US版のように、"バージョン 10.10 または 10.11 向けの Office をダウンロードする" というリンクが設けられました。
こちらをクリックすると、以下のように Version:16.16.18091001 64-bit のインストーラーのイメージファイルがダウンロードされます。
これでやっと、OS10.10(Yosemite) や OS10.11(ElCapitan) の方も、新規のインストール、あるいは再インストールなどが容易にできるようになりましたので、一安心です。
これまで OS が古くてインストール出来なかったという方は、再度 Micorosoft アカウントのサービスとサブスクリプションのページに移動してぜひご確認ください。
また先日も "Office 365 Solo 5台まで同時使用可能に!" で取り上げていますが、Office 365 Solo は、10月2日よりインストールできる台数無制限に、同時に利用できる台数が5台に変わりました。
OS10.10 や OS10.11 といった 古いMac をお持ちでも、従来までなら2台までと台数的な縛りもあってインストール出来なかった.... という方も是非ご利用になってみてください。
【サブスクリプション版の場合の注意】
ただし一つ注意点です。
Office 365 Solo などのサブスクリプション製品は、常に新しい Office が提供され、常に最新の環境で利用可能な製品になっています。
上記のシステム要件の中の、"Office 365 サブスクリプションのプラン" の中の、"家庭向け Office 365 プラン" のところに具体的な仕様が記載されていますが、Office 365 の対応 OS は、あくまでも、"macOS: Office for Mac は、macOS の 2 つの最新バージョンでサポートされます。macOS の新バージョンがリリースされた場合、Office for Mac のオペレーティング システム要件は、その時点での最新の 2 つのバージョン (macOS の新バージョンと 1 つ前のバージョン) になります" ということになります。
先日、OS10.14(Mojave) がリリースされて、その関係で現在の対応 OS は、OS10.13(High Sierra) と OS10.14(Mojave) となります。
Office 365 Solo として、まだ Office 2016 for Mac を提供しているうちは、OS10.10 や OS10.11 でも導入は可能ですが、提供が終了してしまうと、ダウンロードはできなくなりますのでご注意ください。
その場合には、macOS 自体の Update。Mac自体が古くて、OSを、OS10.13 以降に Upgrade できない場合など、Mac 自体を買い替えないといけないことにもなりますので、ご注意ください。
- MacBook(Late 2009以降)
- MacBook Pro(Mid 2010以降)
- MacBook Air(Late 2010以降)
- Mac mini(Mid 2010以降)
- iMac(Late 2009以降)
- Mac Pro(Mid 2010以降)
現在、Office 365 の対応OSとして、最低限 OS10.13(High Sierra) が必要になりますが、 AppleのWebサイトのHighSierra の技術仕様によれば、上記が High Sierra を導入可能なハードウェア仕様のようです。
<参照>
【関連する記事】
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Microsoft 365 Personal を Mac にインストールする
- Microsoft 365 の各アプリが起動しない!
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
- Mac 版 Office Insider Beta Channel 更新情報
とのことですが、2020年12月現在、OS10.10 や OS10.11 用にダウンロードするというボタンは見られなくなっていました。
ささやかな情報として提供させてください。
コメントありがとうございます。さっそく私も確認させていただきました。本日 12/6 の記事として改めて取り上げてみましたが、私のアカウントで、Microsoft 365 Personal をインストールしようとすると、まだ、macOS10.10/10.11 向けのインストールへのリンクはあるようでした。ただしこれはアカウントによっても異なるかもしれません。
少なくとも自分の Microsoft アカウントの画面からであればまだあったようです。10/13にリリースされた、Office 2016 for mac の最終バージョンのようでした。ただし、Office 2016 はサポートも終了してますので、そう近くないうちに削除されてしまうんでしょうね。