2018年10月05日

OS10.10やOS10.11 にOffice 2016 for Mac をインストールする Part 2

前回、"OS10.10やOS10.11 にOffice 2016 for Mac をインストールする" というタイトルでご紹介しましたその後の続報です。

その後、Micorosoft International Team の方とも直接メールでもやりとりしておりまして、日本語版の Office 365 Solo を利用しているユーザーで、OS10.10 や OS10.11 を利用している方が、Office 2016 for Mac をダウンロードしたくても、インストール画面には、US版のように OS10.10またはOS10.11 ユーザー向けのダウンロードボタンがなく、簡単にはダウンロード&インストールができないという状況について、画像なども送ってフィードバックさせていただいておりました。

つい一昨日の話で、担当部署をあたりますという返事が来てましたが、本日確認したところ、ついにダウンロードリンクが日本語版にもできました。

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現在は、Microsoft アカウントのサービスとサブスクリプションのところから、"インストールする"  をクリックすると "Office 365 Solo のダウンロードとインストール" というダイアログが表示されますが、そこには、以前ご紹介した US版のように、"バージョン 10.10 または 10.11 向けの Office をダウンロードする" というリンクが設けられました。

こちらをクリックすると、以下のように Version:16.16.18091001 64-bit のインストーラーのイメージファイルがダウンロードされます。

20181005-2-1.jpg

これでやっと、OS10.10(Yosemite) や OS10.11(ElCapitan) の方も、新規のインストール、あるいは再インストールなどが容易にできるようになりましたので、一安心です。

これまで OS が古くてインストール出来なかったという方は、再度 Micorosoft アカウントのサービスとサブスクリプションのページに移動してぜひご確認ください。

また先日も "Office 365 Solo 5台まで同時使用可能に!" で取り上げていますが、Office 365 Solo は、10月2日よりインストールできる台数無制限に、同時に利用できる台数が5台に変わりました。

OS10.10 や OS10.11 といった 古いMac をお持ちでも、従来までなら2台までと台数的な縛りもあってインストール出来なかった.... という方も是非ご利用になってみてください。


【サブスクリプション版の場合の注意】

ただし一つ注意点です。

Office 365 Solo などのサブスクリプション製品は、常に新しい Office が提供され、常に最新の環境で利用可能な製品になっています。


上記のシステム要件の中の、"Office 365 サブスクリプションのプラン" の中の、"家庭向け Office 365 プラン" のところに具体的な仕様が記載されていますが、Office 365 の対応 OS は、あくまでも、"macOS: Office for Mac は、macOS の 2 つの最新バージョンでサポートされます。macOS の新バージョンがリリースされた場合、Office for Mac のオペレーティング システム要件は、その時点での最新の 2 つのバージョン (macOS の新バージョンと 1 つ前のバージョン) になります" ということになります。

20181005-3-1.jpg

先日、OS10.14(Mojave) がリリースされて、その関係で現在の対応 OS は、OS10.13(High Sierra) と OS10.14(Mojave) となります。
Office 365 Solo として、まだ Office 2016 for Mac を提供しているうちは、OS10.10 や OS10.11 でも導入は可能ですが、提供が終了してしまうと、ダウンロードはできなくなりますのでご注意ください。

その場合には、macOS 自体の Update。Mac自体が古くて、OSを、OS10.13 以降に Upgrade できない場合など、Mac 自体を買い替えないといけないことにもなりますので、ご注意ください。
  • MacBook(Late 2009以降)
  • MacBook Pro(Mid 2010以降)
  • MacBook Air(Late 2010以降)
  • Mac mini(Mid 2010以降)
  • iMac(Late 2009以降)
  • Mac Pro(Mid 2010以降)
現在、Office 365 の対応OSとして、最低限 OS10.13(High Sierra) が必要になりますが、 AppleのWebサイトのHighSierra の技術仕様によれば、上記が High Sierra を導入可能なハードウェア仕様のようです。


<参照>



Microsoft Store (マイクロソフトストア)


posted by クリック at 11:47| 東京 ☁| Comment(2) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
Office 365 Solo として、まだ Office 2016 for Mac を提供しているうちは、OS10.10 や OS10.11 でも導入は可能ですが、提供が終了してしまうと、ダウンロードはできなくなりますのでご注意ください。

とのことですが、2020年12月現在、OS10.10 や OS10.11 用にダウンロードするというボタンは見られなくなっていました。
ささやかな情報として提供させてください。
Posted by かわもと at 2020年12月06日 08:16
かわもとさん、

コメントありがとうございます。さっそく私も確認させていただきました。本日 12/6 の記事として改めて取り上げてみましたが、私のアカウントで、Microsoft 365 Personal をインストールしようとすると、まだ、macOS10.10/10.11 向けのインストールへのリンクはあるようでした。ただしこれはアカウントによっても異なるかもしれません。

少なくとも自分の Microsoft アカウントの画面からであればまだあったようです。10/13にリリースされた、Office 2016 for mac の最終バージョンのようでした。ただし、Office 2016 はサポートも終了してますので、そう近くないうちに削除されてしまうんでしょうね。
Posted by クリック at 2020年12月06日 22:59
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