本日Office 365 Solo の利用ユーザー宛てに来たメールによれば、従来本人が使用するPC2台までしかインストールできなかったものが、とうとうOffice 365 Solo でもデバイスを問わず 5台 まで同時にインストールして利用可能になります。
10月2日(米国時間)から実施されるもので、先日、8月30日付で、TechCommunity の Office 365 Blog でも上がってましたが、ライセンス体系がUSと日本では異なっていますので、どうなるのか?と注目してはいましたが、これが日本でも適用されるようになったものです。
【従来のライセンスは?】
従来の、Office 365 Solo のライセンスでは、本人が使用するPC2台、タブレット2台、スマートフォン2台までインストールして利用することが可能でした。
PCにインストールできるのは、本人が使用するPC(Windows/Macを問わず)2台まででした。
【新しいライセンス形態では?】
上記にあるように、「すべてのデバイスに Office 365 をインストールし、同時に 5 にサインインできるようになります。つまり、どこにいても、どのデバイスを使っているかに関係なく、Office を使うことができます。これには、PC 、Mac 、タブレット、スマートフォンなどが含まれます」と、デバイスの種類に関係なく5台まで利用可能になります。
PC2台という制限が外れるので、タブレットやスマートフォンなどを使用していないユーザーの場合には、本人が使用するPC5台まで同時に利用が可能になるわけですね...
【USなどとはライセンス形態が異なる】
USサイトなどを見ると、あれ? これはどうなるの? というものもあります。若干USなどで販売されている、Office 365 Home とはライセンス形態が異なるため、単純に比較して全く同じようにとはいかないのも事実です。
例えばUSなどで販売されている Office 365 Home の場合には、"Important news about your Office 365 subscription" の中の "Sharing Office 365 Home will be easier, and you can share with more people" というタイトルにもあるように、Office を共有するという機能もあったりします。”Home” という家庭内において、家族で、Office やその付帯機能を共有できるもので、これが実現するとさらに便利なんですが、こちらはまだ難しそうですね。
実際のところこの機能は日本で販売されている Office 365 Solo には適用されていませんが、日本語ページなどもあって混乱を招いたりもしています。
いずれにしても、PCで利用できる台数が増えたということは、ちょっと便利になるのかな?
10月2日(日本時間10月3日)が楽しみになってきました。
先日も、Officeのインストールが、これまでの、マイアカウントホームから、Micorosoftアカウントのサブスクリプションのページに移動したことをご案内しましたが、今回の変更でまたこの日に具体的にサブスクリプションのページがどう変わるか?確認して何かの形で取り上げてみたいと思います。
<参照>
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