9月4日都内で、"デル ゲーミング製品ラインナップおよびALIENWARE新施策に関する発表会" が開催されました。
昨今注目を集めているゲーミングPC分野における新製品の発表と、DELLが新たに大阪に拠点を置くプロゲームチーム CYCLOPS を展開する eスポーツコネクト株式会社とスポンサーシップを結び、ゲーミング分野において更なる展開を図っていくという発表でした。
場内では、ALIENWAREの他、今回発表されたモニターやゲーミングPCが展示されていました。
発表会の冒頭挨拶に立った デル株式会社 コンシューマー&ビジネスマーケティング統括本部本部長 田尻氏は、新製品の発表とこのスポンサーシップについて紹介することを述べた中で、スポンサーシップにより、今後、DELLが展開するゲーミングブランドと、実際にゲームをプレイする人との結びつきを強めていきたいと述べておりました。
【エントリー向けゲーミングモニターの投入】
今回発表されたのは、"S2419HGF"(24インチ) と "S2719DGF"(27インチ) の2機種のゲーミング向けモニター。Dell Sシリーズとして投入されたもの。
S2419HGF"(24インチ):FullHD 1920x1080 対応 リフレッシュレート 144hz
S2719DGF"(27インチ):QHD 2560x1440 対応 リフレッシュレート 155hz
対応のもので、どちらも AMD FreeSync によりシャープで目に優しいグラフィックスを実現している。
27インチのものは、ベゼルも狭くなっており、画面については、回転させたり上下に高さを調整するような機能も持たせている。
-- 保守体制:
-- 保守体制:

本製品発表の説明を担当したデル株式会社フィールドマーケティングマネージャー鈴木氏は、その保守体制についても触れ、先出交換サービスもさることながら、今回投入された2機種については、これまでハイエンドモデルにしか提供されていなかったプレミアムパネル保証も提供されることを強調していました。
【インテル Core i9 搭載のゲーミングノートPCも投入】
DELLでは、ゲーミングブランドとして、ALIENWARE を展開している。一方で、エントリー向けとして、DELL Gシリーズを展開している。
これまでにも、DELL G3 15/DELL G5 15/DELL G7 15 といった製品が投入されてきていた。今回ここに新たに投入されたのが "New DELL G3 17" シリーズ。第8世代インテル Core i5/i7 プロセッサを搭載している。
またこのシリーズの最上位モデルでもある NEW DELL G7 15 では、第8世代インテル Core i98950HK プロセッサを搭載している。
New DELL G3 17シリーズは、ゲーミングPCとしては、薄型で、17.3インチの画面サイズ。NVIDIA GeForce GTX1050/GTX1060を搭載。
・New Dell G3 17
従来よりデスクトップにおいても、New XPS タワースペシャルエディションを投入するなどグラフィックス機能を強化したデスクトップ製品も展開している。
【e スポーツチーム CYCLOPS athlete gaming のスポンサーに】
今回の発表会でもう一つ注目されたのが、eスポーツコネクト株式会社が展開するプロチーム "CYCLOPS athlete gaming" へのスポンサーシップ提携。
今回の発表会でもう一つ注目されたのが、eスポーツコネクト株式会社が展開するプロチーム "CYCLOPS athlete gaming" へのスポンサーシップ提携。



eスポーツコネクト株式会社 代表取締役社長 伊草氏が挨拶し、今回のスポンサーシップによりブランドイメージを高めるような活動を展開したいと語ってました。
まずは1年間の契約で、ALIENWAREのロゴ掲出や、機材提供、プロモーション提携などで進めていくようです。
その後、CYCLOPS athlete gamingに所属する、たぬかな選手、キマリ=ロンゾ選手が壇上で紹介され、さらに "鉄拳" を利用した実際のデモゲームも行われました。
DELL では、秋葉原にALIENWAREの店舗を展開したりして、ユーザーの近いところでの展開を仕掛けている中、eスポーツコネクトも、プロゲーマー集団として、世界とも戦えるチームであること、マネジメントが成熟していること、そしてさらにはコミュニティ活動などにも力を入れて展開しているといったところで、ALIENWAREというゲーミングブランドをユーザー目線からとらえていきたいという思惑も一致し、今回のスポンサーシップへの展開に至ったようです。
まずは1年間の契約で、ALIENWAREのロゴ掲出や、機材提供、プロモーション提携などで進めていくようです。
その後、CYCLOPS athlete gamingに所属する、たぬかな選手、キマリ=ロンゾ選手が壇上で紹介され、さらに "鉄拳" を利用した実際のデモゲームも行われました。
DELL では、秋葉原にALIENWAREの店舗を展開したりして、ユーザーの近いところでの展開を仕掛けている中、eスポーツコネクトも、プロゲーマー集団として、世界とも戦えるチームであること、マネジメントが成熟していること、そしてさらにはコミュニティ活動などにも力を入れて展開しているといったところで、ALIENWAREというゲーミングブランドをユーザー目線からとらえていきたいという思惑も一致し、今回のスポンサーシップへの展開に至ったようです。
DELLでは、
Dell Gaming Series:エントリーゲーマー向
ALIENWARE Series:コアゲーマー向
といった形で展開をしていくようですが、こうしたDELLに限らずゲーミングブランドを持つPCメーカーは、新たに初心者向けゲーミングブランドを大きく展開し、"ゲーム初心者向け" という枠組みにとらわれず、幅広いユーザーの利用をターゲットに、いわゆるパワーユーザー向けのPCといった形での展開を目指しているんだろうな?というのが実感でした。
最後の質疑応答のところで、日本のゲーミングPC市場についてどの程度のマーケットがあるととられているか、具体的な数値を上げてもらいたい?といった内容の質問もありましたが、この辺りについては明確な数値としては現段階で回答できるものがないとのことでした。
この部分に限らず、ゲーミングPCという括りが、PCメーカーなどによってことなるため、線引きが難しいようではっきりとした数値で表すのが難しいようでした。
一般向けPCでも昨今、VR(バーチャルリアリティ)などの分野で、より高性能な能力が要求されつつあることから、それなりにスペックが求められるようになってきています。かといって、従来のゲーミングPC市場を引っ張ってきたコアゲーマー向けPCほどのグラフィックス機能まで必要には至らない。そうした合間のマーケットだけに、難しいところがあるんでしょうね。
しかしこの分野が充実して、よりパワーユーザーにとって使いやすいPCが登場してくるというのは非常に歓迎したいことですね。
【関連する記事】