通常、Outlook 2016 などを起動すれば、自動的に送受信が開始され、さらに以下のようなオフラインではなく、オンライン状態で起動してきます。もちろんあえてオフラインにされている場合には別です。
**オフラインの状態: ステータスバーにも表示されます
**オンラインの状態: ステータスバーには表示されません
Outlook Support Team Blog JAPAN によると、いくつかの例で、オフラインで起動してくることを確認されているようです。
ブログによれば、その原因と対処の例として、
1) Outlook 以外のプログラムによりMAPI の共有メモリにオフライン状態の情報が書き込まれている
2) Windows OS が接続性無しの応答を返している
3) その他の原因
といった事例が紹介されています。詳細はブログ "Outlook が予期せずオフライン状態で起動する/Outlook Support Team Blog JAPAN" をご参照いただければと思います。
さて "その他の原因" の中で、プレゼンテーションモードが有効な場合や、"Wi-Fi などで従量課金接続状態と Windows OS が認識していると、Outlook はオフライン状態で起動します" と紹介されていましたので、従量課金接続状態で具体的にどうなるか?確認してみました。
Wi-Fi を従量課金接続状態にして、Outlookを起動してみると、上図のような画面で、黄色い帯に表示されますので、見落とすことはさすがにないでしょうね...
プレゼンテーションモードが有効な場合については、その対処法について、"認証ダイアログが表示されず、オフライン起動となってしまう (プレゼンテーション中の機能制限)" でも紹介されていますので参考にしてみてください。
Outlookを起動するとオフラインで起動してくるような場合、ブログで取り上げられている以外にも、いろいろなケースがあるかもしれませんが、その原因と対処法については、ぜひ参照してみてください。
<参照>