ちょうど先日、OneNote 2016 for Mac の Update が上手くいかなかった際に、
という記事を取り上げさせていただきました。
そこでも触れましたが、Mac版の Office 製品の場合、Windows版 と異なって便利なのが、各アプリを個別に再インストールができること。
そこでも触れましたが、Mac版の Office 製品の場合、Windows版 と異なって便利なのが、各アプリを個別に再インストールができること。
Windows版にはそうした機能がないので、修復してもダメなら再インストールするしかなく、さらにその場合には、すべてを削除して再インストールということになってしまいます。
ただしWindows版の場合には、バージョンダウンがコマンドによって手軽に利用できるので、この点は逆にMac版よりは楽なんでしょうね。こちらについてもこちらのブログで以下にあるように取り上げさせていただいております。
ただしWindows版の場合には、バージョンダウンがコマンドによって手軽に利用できるので、この点は逆にMac版よりは楽なんでしょうね。こちらについてもこちらのブログで以下にあるように取り上げさせていただいております。
Windows版、Mac版ともに、使いやすい点、使いづらい点はあるものの、都度フィードバックなどしたり、それを受け入れた上で、柔軟に活用していく... これが必要がなんですね。
さて、本題に戻ります。
さて、本題に戻ります。
Mac版 Office のバージョンダウンや再インストールについてです。思えば Mac 版については、取り上げたことなかったので、いい機会なので取り上げてみました。
【Mac版 Office2016 のアンインストール】
まずは完全アンインストールの方法から。"Office 2016 for Mac をアンインストールする" にもありますが、Mac版の場合通常のアンインストールについては、
1) アプリケーションフォルダを開いて、再インストールしたいプログラムのアイコンをごみ箱に捨てます
2) 続いて、ライブラリフォルダから、 関連ファイルを削除します
3) さらに Dock にアイコンが登録されていれば、こちらも削除する
これで完了になります。
ただしこうして削除しただけでは時々再度インストールしようとしてもうまくいかないことがあります。
そんな時には、"Office 2016 for Mac を再インストールの前に完全にアンインストールして、問題のトラブルシューティングを行う" に従って、"LaunchDaemons" フォルダ内のファイルの削除など関連ファイルを削除したり、ライセンス削除ツールなども実行することになります。
そんな時には、"Office 2016 for Mac を再インストールの前に完全にアンインストールして、問題のトラブルシューティングを行う" に従って、"LaunchDaemons" フォルダ内のファイルの削除など関連ファイルを削除したり、ライセンス削除ツールなども実行することになります。
手作業で削除しないといけないものがたくさんあるので、アンインストーラーなどが用意されている Windows 版に比べて、削除には手間がかかりますね...
【再インストールする】
削除が完了したら、今度は再インストールです。
通常、すべて再インストール場合には以下の手順で行います。
まずは当然ですが予め、Office 2016 for Mac すべてのプログラムを削除したのち再インストール場合、削除後、Macを再起動した上で、
1) マイアカウントホームにアクセスします
2) インストール時に利用した Microsoft アカウントにてサインインします
3) インストールをクリックし、インストールページに移動(画像は、Office 365 Soloの例)します
4) そして、"インストール" をクリックして、PKG ファイルのダウンロードを開始
5) ダウンロードが完了したら、ダウンロードされた "Microsoft_Office_2016_Installer.pkg" をダブルクリックしてインストールを開始します
これで、最新版がインストールされます。
もちろん、全てをダウンロードして、インストールするのであれば、こうした一般的な再インストール方法でも、また "Office for Mac の最新パッケージ" から、"Office スイート (すべてのアプリケーション)" をクリックしてダウンロードしても一緒です。Web上で公開されている時期によっては、若干バージョンの違いはあるかも知れませんが、Update をすれば最新バージョンになります。
【バージョンダウンする】
Mac版のOffice製品の場合には、Windows版のようにコマンドを利用してバージョンダウンすることはできません。
Mac版のOffice製品の場合には、Windows版のようにコマンドを利用してバージョンダウンすることはできません。
"OneNote 2016 for Mac の更新に失敗する" の中でも取り上げましたが、プログラムと、関連ファイルなどをごみ箱に捨ててから、改めて個別にインストールの作業を行います。
ただし、現在 Mac版の Office 2016 で公開されているものは、メジャーアップデート前の、Ver.15.** と、現在提供されている最新版 Ver.16.** になります。
ただし、現在 Mac版の Office 2016 で公開されているものは、メジャーアップデート前の、Ver.15.** と、現在提供されている最新版 Ver.16.** になります。
-- Ver.15.** にする:
不具合の発生しているアプリ、あるいは Office 2016 for Mac すべてを削除したうえで、以下のサイトにアクセスします。

・Office 2016 for Mac 16.xx を 15.xx に戻す方法
上記から、すべて入れ直すのであれば、"Office 2016 for Mac" のリンクをクリック。あるいは、"Word 2016 for Mac" や "Excel 2016 for Mac" など必要なプログラムをダウンロードしてインストールしなおします。
Ver.15.** にバージョンダウンするケースの場合、どちらかといえば、Ver.16.** にすると不具合が発生しているために、あえて、Ver.15.** まで戻されるケースが多いかと思います。
この場合、Ver.15.** の状態で様子を見るのであれば、最後にも触れますが Microsoft AutoUpdate で更新しないように設定を変更しておく必要があります。
-- Ver.16.** の最新バージョンにする:
同様にプログラムは一旦削除してから、以下のサイトにアクセスして現在公開されている最新版をダウンロードします。
上記で公開されている最新版といってもここに表示されるのがちょっと遅いので、最新版のちょっと前かもしれませんが、こちらから、必要なプログラムをダウンロードします。
必要に応じて、インストール完了後、Microsoft AutoUpdate を起動して、更新をかければ最新の状態まで Update されます。
どちらを利用してバージョンダウンしたとしても、その後再度、Microosft AutoUpdate を起動して Update を実行すれば、最終的に現在提供されている最新バージョンまで更新されます。
Office Insider版をご利用であれば、Office Insider版の Slow Ring あるいは Fast Ring それぞれの最新バージョンまでUpdateされます。
【自動更新を無効にする】
今回、Office 2016 for Mac のバージョンダウン、あるいは個別のインストールについて取り上げてみましたが、"OneNote 2016 for Mac の更新に失敗する" の中でも取り上げたように、一つのアプリだけ Update に失敗するケースや、不具合が発生しているケースもあれば、最新バージョンに Update するとどうしても不具合が発生するケースもあります。
特に Update が原因で不具合が発生しているようなケースであれば、バージョンダウンした後、Update は必要に応じて一時的に無効にするなどして対処してください。
1) Word や Excel などいづれかのアプリを起動し、ヘルプ>更新プログラムのチェック とクリックします
2) Microsoft AutoUpdate が起動したら、"更新プログラムのインストール方法" のところを、"手動チェック" を選択して閉じておきます。OKや、閉じる際に保存するか?どうか聞いてきませんが、設定は変更できております
** ちなみに、現在の Microsoft AutoUpdate の最新バージョンは、Office Insider 版で確認してみましたが、現在 Ver.4.2(180812) でした。ただしUS版のサイトを見ると、通常版でもこのバージョンが最新のようですので、Microsoft AutoUpdate については、Insider版かどうかは関係ないようです。
ただし、この Microsoft AutoUpdate についても、"Microsoft の他の Mac プログラムに関する最新パッケージ" のところからダウンロードが可能です。
現時点で、US版の同サイト ”Most current packages for other Mac programs from Microsoft” だと最新版は、Ver.4.2 (18081201) のようですが、日本語のサイトだと、2018年7月に公開されている Ver.4.1.0 (18070902) が最新版となっています。
ちなみに、Ver.16.** で公開されている最新版も、上記の画像にあるように US版サイトでは、 Ver.16.16.0(18081201) が最新の状態となっています。日本語サイトからダウンロードして、Microsoft AutoUpdate にて更新すれば、最新バージョンまで更新されるので、日本語サイトの情報の更新が遅れているからといって、特に問題はありません。
Office 2016 for Mac の個別のインストールにしても、Microsoft AutoUpdate のインストールにしても、日本語版のサイトからダウンロードしておけば間違いなく日本語版がダウンロードされるはずですから、こちらの方が無難かと思います。
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