2018年08月13日

OneNote 2016 for Mac の更新に失敗する

前回、Mac 版 Office Insider Fast の更新情報を Up させていただきました。


いつも通り Update をスタートさせて、新着情報がないかな?と確認しながら記事を書いていたわけですが、まぁ案の定というか?配信されたばかりの、それも Office Insider(Fast Ring) 向けの更新情報など、USのサイトでもなかなかないわけで、記事のみ書き終わって、Update が終了するのを待っていました...

ですが... OneNote 2016 の Update が失敗する... 何度やっても、

20180810-2-0.png

上記のようにエラーになって Update ができませんでした。
いつものようにサーバーとの接続がうまくできていないので Update できていないのかな? などと安易に考えていて、その後時間帯を変えてみたり、回線を変えてみたり、DNSを変えてみたりといろいろ試したものの Update ができない.... で急遽、前回の記事では【追加情報】として、"エラー" が発生して Update できないでいることも取り上げさせていただきました。

その間も、USのコミュニティなどはチェックしていたわけですがなかなか該当するような情報も見つからず、本日になって、USのMSコミュニティに、以下のような記事を発見。

20180811-1.jpg


まさに全く同じ事象でした。やっぱり自分のPCだけじゃなかったんだと、提示されていた解決法にアクセス。結局画像も何もなかったので気が付かなかっただけでしたが、8/10(日本時間8/12)付でやはり以下のように同様のトラブルが発生していて、Microsoft Agent さん からの回答で無事解決していたのを発見。

20180811-2.jpg


結果的には、待てばいいなんて甘いものではなくて、OneNote 自体を入れなおす必要があったんですね.... 

もし、Mac 版 Office Insider (Insider Fast) をご利用の方で、今回のバージョンで、"OneNote" のみ Update が失敗する... という方は、一度以下の方法で更新をお試しください。

もちろん、OneNote に限らず、いずれかのアプリのみうまく動作しない、Update が失敗する といった場合には、Mac 版のように、アプリごとにアンインストール&再インストールができるものでは、有効な手段なんでしょうね。


【対処法】

"Latest Update for OneNote on a Mac" のスレッドの中で質問されていた方は、結果的にすべて再インストールされていたようですが、Tisky Zheng さん(MSFT) の回答にもあるように、単純に OneNote のみ削除して、最新版をダウンロードしなおしてから、再度 Update するという流れで問題なく正常に更新が完了いたしました。

-- アンインストールする:

Windows 版と違って、Mac版が便利なのは個別にアンインストールと、インストールができるところです。
今回はこの恩恵を十分感じました。

1) 移動>アプリケーション と開いて、"OneNote" (実行プログラム本体) をごみ箱に捨てます。さらに、Dockにアイコンがあれば、こちらも削除してください
Controlキーを押しながらDockのアイコンをクリックして、オプション>Dockから削除 として削除します

2) 続いて、Controlキーを押しながら、メニューバーの "移動" をクリックして、表示されたメニューの中から、"ライブラリ" をクリックして開きます

3) ライブラリフォルダ内にある "Containers" フォルダを開いて、“com.microsoft.onenote” というフォルダをごみ箱に捨てます

これで削除が完了。この段階で、一度、Macを再起動します。


-- OneNote のみ再インストールする:

先ほども書きましたが、Mac版 Office のいいところは、アプリケーションを単独でアンインストールや再インストールができること。

現段階では、OneNote 自体がないので、この状態で、単純に、Word などを開いて、Microsoft AutoUpdate を起動して、Update をしたところで、OneNote は入ってきません。他のものが最新であれば、Updateはありませんとなってしまいます。プログラム本体があってこその更新プログラムということですね。

そこで直接 OneNote 2016 for Mac をダウンロードします。

Mac 版の Office 製品 の場合、Windows版のように、コマンドなどを利用して、バージョンダウンができないため、Update に伴う不具合が発生した場合には、一旦アンインストールして、再度 ダウンロードしてインストールを行います。

こうしたトラブルのために、現在も、Mac 版 Office においては、以下のところから、Ver.15**(Ver.16**で不具合が発生している人向け)や、更新履歴から最新バージョン(とはいえ通常版の比較的新しいもの)Ver.16.** のいずれかをダウンロードしてインストールを行います。

とりあえずInsider向けではありませんが直接ダウンロードが可能なインストールパッケージがあります。

Ver.15.**まで戻したい場合には、上記のリンクからダウンロードします。

どちらのバージョンをダウンロードしてもいいんですが、Update に時間がかかりますので、最新バージョンをダウンロードした方がよろしいかと思います。

今回私は、"Office for Mac の更新履歴" のサイトに気が付かずに、Ver.15.** をインストール。その後、Microsoft AutoUpdate で、Ver.16.15 に更新。その後、一旦アプリを閉じて、再度アプリを開きなおしてから、再度 Microsoft AutoUpdate を起動して、Office Insider 版への Update を行いました。

Ver.16.15 に上がってから、単純に再起動もせず、Update をかけても、それ以降の行使のプログラムは検出されませんでしたので、一度再起動が必要だったんだと思います。

そして改めて、Microsoft AutoUpdate にて更新...

20180811-3.png 20180811-4.png

無事正常に更新が完了して、"OneNote Update 16.17.0(18080805)" と、OneNote も無事最新バージョンになりました。



<参照>





Microsoft Store (マイクロソフトストア)




posted by クリック at 21:45| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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