Microsoft Ignite2017 において、その予定が発表された Office 2019。
対象OS が Windows10 のみになるなど話題もたくさんありますが、こちらについてはまた別の機会にご紹介させていただきます。
さてこの Office 2019 に先駆けて、OneNote Team から、TechCommunity ブログにおいて今後の製品について大きな発表がありました。
これまで、Windows 10 に同梱されていた OneNote for Windows10 と、Office 2016 に同梱されてきた OneNote 2016 と、2つの OneNote がありました。
実は、このWindows 10 向け OneNote の方は、これまでにも、アップデートを重ねて、OneNote 2016 で採用されている機能を随時追加。タグの追加やOfficeドキュメントとの統合などの改善が進んでいます。
【今後は、Windows10向けの OneNote が主流に!】
OneNote 2016 については、すでに新機能の追加が行われなくなったようです。もちろん、Office 365 を利用されている方が、引き続きご利用いただくことはできます。
OneNote 2016 のこの機能は、Windows10向けの OneNote にはないので、どうしてもこちらを使いたいという場合には、それもOKです。
Office 2016 のライフサイクルに基づいて、サポートや、バグ修正、セキュリティ更新プログラムは引き続き行われます。
メインストリーム:2020年10月
延長サポート:2025年10月
上記に変更があるわけではありません。
OneNote 2016 にしかない機能も多々ありますが、今後数か月の間に、Windows 10 向けのアプリとして提供される OneNote はさらに多くの機能が追加されていくようです。
【今後追加される機能】
・タグの挿入と検索:すでに搭載済み
・ファイルの表示と編集:Officeのファイルのライブプレビュー機能
・クラスノートブック機能:OneNote2016 のアドインとして提供されていたこの機能が、利用可能になりますので別途アドインとして導入する必要がなくなります
こうした新しい機能がもっと追加されてきますが、この点については、2018年5月7日−9日に開催される Microsoft Build でも何かしら発表があるかもしれません。
Windowsに限らず、Macや、iOS、Android などその他のデバイスとの同期についても、より早く信頼性の高いものに変わっていくようです。
OneNote for Windows 10。
今後もまだまだ、フィードバックをもとに新機能の追加など改良・改善が行われるようです。
<参照>
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