
・Office 2016 Deployment Tool
このファイルを、上記のサイトからダウンロードして、実行すると、
・Setup.exe
・configuration.xml
の2つのファイルが展開されます。
Office Insider を導入するにあたって、この展開ツールが必要でしたので、以前にもこのブログ上でもご紹介させていただきました。
・法人向けOffice 365 で、Office Insider に参加する Part 2
通常は、"configuration.xml" ファイルをメモ帳などで編集し保存。コマンドプロンプトにて "Setup.exe" を実行する際、このXMLファイルを指定しセットアップを実行していきます。
この展開ツールは、Office Insider を法人向け製品に導入する際にも必要にはなりますが、何もそうしたときばかりではなく、おそらく一番使用されるのは、"Office 2016を社内で展開する二つの方法/@IT" の記事にもあるように、社内に Office 365 ProPlus を用途に応じてカスタマイズして展開するために、"configuration.xml" のファイルを書き換えるというケースだと思います。
さてこの "configuration.xml" の編集に当たっては、"Office 展開ツールの構成オプション" にもあるように、さまざまなオプションが用意されています。色々分かってくれば設定も出来るのですが、構成オプションが多岐にわたっており、直接 configuration.xml ファイルを編集するのも一苦労です。
そんなところで、こんなツールが用意されていました。
それが、"Office Customization Tool for Click-to-Run (Preview) " です。

画面に従って必要な項目にチェックを入れて、出来上がったファイルをエクスポートすれば、"configuration.xml" が完成してダウンロードができるといったもの。
画面に従って、必要なものを選択していくと、"構成済みの設定" のところに現在の設定内容が表示され確認することも出来ます。



比較的分かりやすい構成になっていますので、是非一度覗いてみて、ご活用になってみてください。
大まかな構成をこのツールで作成して、更に細かな設定は、メモ帳で開いて構成オプションを設定するというのでもいいのかもしれません。
今年の1月に、TechCommunityのブログのところで紹介されていましたが、具体的な操作などについてはまた別途ご紹介させていただきます。
社内でカスタマイズして、Office 365 ProPlus を展開する...
そんな際には一度確認してみてもいいかもしれませんね。
<参照>
・ Customizing Office 365 ProPlus using the Office Customization Tool for Click-to-Run
・Office Customization Tool(Preview) ホーム
・Office 365 の商用ユーザーが Office 2016 の新機能にいち早くアクセスする方法
・Office 展開ツールの概要
・Office 展開ツールの構成オプション
・クイック実行用の Office 展開ツールでサポートされる製品 ID
・Office 2016を社内で展開する二つの方法/@IT
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