・Rapport が原因で、Microsoft Edge が起動しない
上記の時には、Microsoft Edgeが、Windows Updateで、Creators Update が当たって、Ver.15になると起動できないという症状でした。
その後、Windows10 も、Fall Creator Update が提供されて、これが当たると、Microsoft Edge は、Ver.16 になります。
さて、Rapport(Trusteer)ですが、サポート対象ブラウザなどが更新されて、Microsoft Edge でも、Ver.15 まではサポートされるようになりました。
が、時すでに、Microsoft Edgeのバージョンは、Ver.16 と、まるでイタチごっこにように、Microsoft Edge(Windows)の更新についてこれていない状態で、後手後手になっています。Ver.16 はまだサポートされておりません。
ここにきて、Fall Creators Update をインストールして、Microsoft Edge が起動できなくなったという相談も、Microsoft Community でちらほら見かけるようになりましたが、Microsoft Edge が起動できないような場合、今回ここで紹介した、Rapportが導入されていないかどうか?も確認してみてください。
仮に入っていた場合には、基本的には、Rapportを削除するか? Rapportが、Microsoft Edge Ver.16 をサポートするのを待つしかありません。その間は、IEなど他のブラウザを利用してということになります。
さてこのRapportですが、実は、他の環境でもトラブルの要因にもなっているようです。
「 Safari 10.1の対応状況について Safari 10.1は、現在サポート対象ブラウザには含まれておりません。IBM Trusteerでは、Safari 10.1をサポートできるよう、Apple社と継続的に協議を行っております。本件に関するお問合せはIBM Trusteerカスタマーサポートまでご連絡ください 」
ちょっと古いSafariだとやはり問題があるようです。加えて、Windows8.1/7でも、
「 Windows 8.1とInternet Explorer をご利用のお客様へ 2018年1月18日からリリースされた最新のRapport バージョンで、Windows 8.1とInternet Explorer を組み合わせてご利用される場合、インターネット・バンキングへのログイン時に表示される証明書の選択画面などを例としたポップアップ画面が表示されない場合があります。 そのような事象が発生した場合、ここをクリックして案内されるオプションから必要な設定やアクションを実行してください」
とあるように、いろいろあるようなので、Microsoft Edge に限らず、Rapport が要因ではないか?と確認したほうがいいかもしれませんね。
また、Rapport の導入の際には、ご利用環境(対応OS、ブラウザ)をよく確認してご利用ください。
<参照>
・サポート対象プラットフォーム
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