2018年01月17日

Microsoft 数式 3.0 が削除されました

1月になってちょっと騒ぎになっていたこの機能。正式に、Office Support Team のブログにおいて、正式に削除されたことが明らかになりました。

昨年の暮れに、このブログでも以下のように取り上げました。

数式エディタの脆弱性を狙った攻撃にご注意ください


数式エディタの脆弱性をつく攻撃が日本に集中していると報道されたものでしたが、そうした背景もあったのでしょうけど、結果的には、1月の更新で削除されたようです。

現在、挿入タブ>オブジェクト として、Microsoft数式 3.0 を開こうとすると以下のようなエラーになります。(Word2016の例)

20180117-1.png

20180117-2.png

Wordであれば、挿入タブ>記号と特殊文字>数式 という手順で数式の挿入などはできますが、従来のものとは異なります。

20180117-3.png

こうした何かしら他のものにシフトせざるを得ないようですね。


【2018/01/18更新】

"MathType のサード ・ パーティ製アプリケーションを使用すると、セキュリティ上の問題のない数式エディター 3.0 の数式を編集できます" とあるように、MathType(有償版)について紹介されております。

Office 内の数式を編集するときのエラー
Welcome Microsoft Equation Editor 3.0 users


<参照>

数式エディター 3.0 の機能削除について/Office Support Team Blog JAPAN
Microsoft Office の脆弱性(CVE-2017-11882)について/IPA
数式エディタの脆弱性を狙った攻撃にご注意ください
数式エディター 3.0 を無効にする方法

posted by クリック at 07:47| 東京 ☀| Comment(0) | Officeツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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