日本郵便が提供している "はがきデザインキット"、このシーズンご利用の方も多かったのではないでしょうか?
・ウェブ版
・インストール版
・スマホ版
とあって、インストール版は、Windowsでも、Mac でも利用できちゃう非常に重宝なソフトです。
さらに、毎年更新されますので、その提供されるコンテンツは、最新の年賀状の用途にあった素材が提供されていますので、非常にありがたいものですね。
【アップデートは必要??】
さてこのソフト、例えば、以前、"はがきデザインキット2015" を利用されて、今年起動してみると、新しいバージョンがありますので、更新しませんか? という画面がでて、今年配布されている "はがきデザインキット2018" への更新が促されます。

よく見かけるトラブルの例で言うと、この画面にしたがって更新しても更新がうまくできずにエラーになってしまうことが多々あったりします。
・はがきデザインキットがインストールできない!
そういった事情もあってでしょうけど、以前にご紹介した上記記事へのアクセスが、今年も非常に多かったこのシーズンでした。
さて、でもそもそもアップデートしないと使えないものなのか?
実は別段 Update しなくても、仮に、"はがきデザインキット2015" をご利用であれば、これを引き続きご使用いただくことは可能です。2015年版だろうと、2016年版だろうと...基本的な機能の部分では違いはないってことですね。
ちなみに、今回私が使っているのは、"はがきデザインキット2015" です。せっかくなので、更新しないで年賀状を作ってみています。
更新を促す画面が出たら、"キャンセル" をクリックすれば、旧バージョンがそのまま起動してきます。

バージョンが違うので多少機能の違いはあるかと思いますが、
・住所録データを使用して、宛名面を印刷する
・通信面のデザインを作成する
という基本的な機能については大きな違いはないようです。
【素材は大丈夫?】
さて最低限の機能の違いはないとしても、肝心の素材はどうなのか?
"はがきデザインキット2017" を起動して表示される素材やテンプレートは、ご覧いただくとお分かりの様に "現在素材はありません〜" となって、何も表示されません。まぁ仮に表示されたとしても、当然ながら古いままだったりするわけです。


しかし "テンプレート素材を探す" や "パーツ素材を探す" のところから検索機能を利用する分には、ネット上から最新データを検索しますので、2018年版と同じ素材が検出されます。


なので、素材のみ最新のものを利用して作成することは可能なんですね。もちろん、ネットなどで探してきた素材や、お手持ちの写真などを利用して作成することも可能です。
【その他のツール】
日本郵便のサイトでは、この "はがきデザインキット" の他にも、
・素材クイックサーチ:各種テンプレート素材の検索ツール
・手作り風はんこ作成ツール
・干支似顔絵作成ツール など
さまざまなツールが用意されています。
また作成した年賀状を、Facebookや、Twitter、Mixiなどで公開することもできたりもするようですね。
毎年新しいバージョンがでるので、起動した際に最新バージョンがあれば、アップグレードするかどうか?聞いてくるんですが、時間がないときに限って、アップグレードがうまくいかなかったりするんですよね。
以前取り上げたように、一度きっちり削除して、Adobe Air を最新バージョンにして入れなおせば問題ないはずですが、それがうまくいかないし、時間もないという場合には、アップグレードはキャンセルして、導入済みの古いバージョンのままでご利用いただくのも一案かと思います。
上手に活用したいですね!
さて私も午後は、最後の追い込み。
年賀状の作成に取り組みます...皆さんも頑張ってください。
<参照>
・はがきデザインキット2018
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