

【表の挿入】
Windows版の Outlook2016 にはすでにある機能ですが、今回 Mac 版の Outlook2016 でも、同じように表の挿入機能が Outlook のメッセージ文面で利用できるようになりました。
1) 現在可能なこと
・HTML形式の文面作成画面において、表挿入が可能になった
・基本的なレイアウト(表内の文字位置調整など)や、行列の追加機能が利用できる
・表のスタイルの設定が可能
2) できないこと
・表内での計算
Wordの表の機能であれば、計算式から、表内のデータの計算ができるようになっていますが、そこまではできないようです。
表を挿入し、表の上で、controlキーを押しながらクリックすると、

といったメニューが表示され、表のプロパティでは、以下のようなダイアログが表示されます。

この辺りは、Wordと一緒ですね。
また作表すると表示されるツールバーには、テーブルデザインとレイアウトタブが表示されます。


Word2016 for Mac の表挿入時のツールバーと比べれば、同じとはいかず、やはり多少異なるようです。

Windows版の、Outlook 2016 には、表内の計算ができるようになっています。この辺りも Mac 版ではまだ搭載されておりません。

参考までに、上記が、Windows版の Outlook 2016 の場合のものです。
【更新状況】
今回この機能が追加された Version 16.9 (171212) という製品は、Office Insider Fastユーザー向けのバージョンなので、通常版に反映されるのはもうちょっと先になります。
現在の Office 2016 for Mac の更新状況は以下の通りです。
Insider Fast:Ver.16.9(17121907)
Insider Slow:Ver.16.8(17112902)
通常版:Ver.15.41(17120500)
<参照>
・ Insider Fast: Outlook for Mac now supports creating tables!
・Outlook 2016 for Mac - Insider ファースト ビルドのリリース ノート
・Office 2016 for Mac の更新履歴
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