上記の例は、いずれも文章の背面に入ってしまった例です。ちょっと違うパターンを含めてみました。
No.1 のものは、文字が重なっていますから、すぐに "背面" にあるな?とわかりますが、No.2 のものだと、文字が重なっておらず、いかにも "四角形" などの文字列の折り返しが設定されていてるようにも見えてしまいます。
しかし、No.1 の画像も、No.2 の画像もクリックしても選択はできません。なぜなら、テキストの背面にあるからです。また、右の No.3 や No.4 の場合には、ヘッダーやフッターの中に配置されている例です。ちょっと前者とも違いますよね。
【画像を選択する】
No.1 や No.2 のサンプルの方だと、背面に入った画像は、単純にクリックしても選択ができません。また、No.3 や No.4 のようなケースだと、とりあえず文章の背面にありますが、ヘッダーやフッタ―の編集画面になれば、選択が可能です。
では、No.1 や No.2 のサンプルの方の様に、ヘッダーやフッタ―でもなく単純に文章の背面に移動してしまった画像を選択するにはどうしたらいいのか?
そんな場合には、上記のように、ホームタブの編集グループにある "オブジェクトの選択" ツール を利用します。こちらをクリックしてから、画像をクリックすれば選択ができますので、移動などの配置換えなども可能になります。
また、選択ツールの中にある "オブジェクトの選択と表示" をクリックすれば、グラフィックスソフトで言うようなレイアー的な使い方ができるようになりますが、ここで、各オブジェクトをクリックしても選択が可能です。
上記のように "選択" という作業ウィンドウが表示されて、各オブジェクトの名称と、表示・非表示の設定を変更するための目玉のマークがあるのがお分かりいただけると思います。
背面に移動してしまうとちょっと面倒ですが、こんな形で、操作は可能ですので参考にしてみてください。
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