2017年11月10日

メジャーアップデートで変わる Mac版 Office 2016

Word、Exce、PowerPoint、そして Outlookと、Mac版の Office 2016 のメジャーアップデート( Ver.15.** --> Ver.16.** )で追加される機能について何度かに分けて取り上げさせていただきました。

今回ご紹介したこのアップデートは、現在、Office Insider(Insider Fast)向けに提供されているものですので、月次更新チャンネル(Monthly Channel)でご利用の方が利用できるようになるのはもう少し先になります。

Word 2016 for Mac Ver.16.6(17100100)の新しくなった機能
Excel 2016 for Mac Ver.16.6(17100100) の新しくなった機能
PowerPoint 2016 for Mac Ver.16.6(17100100) の新しくなった機能
Outlook 2016 for Mac Ver.16.6(17100100)の新しくなった機能

* OneNoteについては、バージョンはあがりますが、新機能などの追加はないようです。

パソコンのツボ別館でも、それらの各記事へのリンクという形で "まとめ記事" をご紹介いたしました。

メジャーアップデートで変わっていく Office 2016 for Mac

Windows版ではすでに、Office 2016 になってからは、サブスクライバー向けの新機能が追加されて、サブスクライバーと、非サブスクライバーとの機能の差が顕著に表れだしていますが、これが、同様に Mac版 でも始まっているといった感じです。

Mac版の Office と言えば従来からユーザーの多くは、

・Microsoft Office Home & Business 2016 for Mac
・Microsoft Office Home & Student 2016 for Mac
・Microsoft Office Academic 2016 for Mac


といった永年ライセンス版の製品(買い切り版とも言います)をご利用の方も多いかと思いますが、現在はこれに加えて毎月あるいは毎年更新して利用するサブスクリプション版として、

・Microsoft Office 365 Solo

があります。

その製品の仕様の違いは以下の通りです。

20171109-1.jpg

機能はそのままに、Mac 用にデザインされたOffice 2016 for Mac

この最も大きな違いの一つが、新機能が追加される、さらには、常に新しいバージョンが利用できるか否か?という点にあります。

今回のメジャーアップデート。サブスクライバー向け追加される新機能が増えだしてきていますので、永年ライセンス版をご利用の方は、"Excelに 〜の機能が追加されたよ?" と言われても、"あれ? うちの Excel にはない..." といったことが、今後どんどん出てくることになるわけですね。

すでに来年には、Office 2019 のリリースされることが発表されました。

The next perpetual release of Office

まだその後の発表がありませんので、詳細は明らかではありませんが、おそらく引き続き同じように、買い切り版も発売されるのでしょうけど、Windows ユーザー同様、Mac ユーザーも、今後の製品選びについては、こうした機能の違いもふまえて、買い切り版なのか? Office 365 Soloなどのサブスクリプション版を選択するのか? 検討する必要がありそうです。


<参照>

Office 365 と Office 2016 の違い
Office 2016 for Mac の新機能と改善点を見る
Office 2016 for Mac の Insider ファースト ビルドのリリース ノート
Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
Office 365 の新機能
Office Insider で利用できる新機能


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posted by クリック at 01:13| 東京 ☀| Comment(0) | MAC版Office | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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