これが、Webページの部分が、文字化けしてしまいます。
どんな感じで文字化けするかは、今回参照させていただいた Google Chromeのヘルプフォーラム に、実際の画像が Up されておりましたので、そちらをご覧ください。
今回たまたまこの症状に遭遇。全く同じ感じで文字化けしてました。いいチャンスでしたので、ちょっといろいろ検証してみました。
【症状】
確認してみたことは以下の通りです。今回は、OSが Windows 7 だったため、Internet Explorer、Firefox、Google Chrome といったブラウザでしか確認できませんでした。
1) Google Chromeの場合:
・起動時に表示されるデフォルトのトップページが文字化けする
・Googleのアドレスを手入力し、Googleのトップページに移動しても文字化けする
・さらに検索バーから、Googleのエンジンを使用して検索した場合、検索結果のページも文字化けしてしまう
・Yahooや他のサイトに移行したりすれば問題なく利用ができる
2) Firefoxの場合:
・GoogleのWebサイトについては文字化けをする
・他のページは問題ない
3) Internet Explorer の場合:
・Google も含め文字化けはせず正常に表示される
といった感じでした。
【要因】
さて、今回たまたま Google Chromeのヘルプフォーラムを参照させていただいて、カスペルスキーの挙動を確認してみました。
-- 発生するバージョン
カスペルスキーインターネットセキュリティ 2015(Ver.15.**)
* カスペルスキーの場合、バージョンによって画面がちょっと違います。2015の場合には、以下のような感じの画面になっていますので、参考にしてみてください。
【回避法】
ご契約があるのであれば、つい先日、最新バージョンである "2018" がダウンロードできるようになっていますので、一旦削除ツールなどを利用してアンインストール。
そして、改めて、最新バージョンを入れなおしてみてください。
今回もそうでしたが、最新バージョンに入れなおしたところ、この症状は改善いたしました。
* 実際には、削除ツールで削除した段階で、症状が改善したことを確認。その後、最新バージョンをインストールしても問題が発生しないことを確認したという状況です。
基本的には定義ファイルの更新ができていれば、ウィルス対策の部分という意味では保護されるので問題はないかと思いますが、毎年秋口に発表される新しい製品には、これまでの製品の不具合を修正したりするだけではなく、新たな機能などが追加された形になっていることが多いかと思います。
ご契約があって、新しいバージョンが利用できるのであれば、随時更新していった方が、より最新の機能を備えた活用方法ができます。
もちろん利用環境によっては、すぐには導入できないケースもあるかもしれませんが、基本的にはなるべく新しいものをご利用になってみてください。
通常の更新では、定義ファイルや、一部の不具合の修正を目的とした更新データがインストールされるだけで、今回のように、カスペルスキーインターネットセキュリティ2015が、2018にバージョンアップするといったものではありませんのでご注意ください。
<参照>
・chromeホーム画面の文字化け/Google Chrome ヘルプ フォーラム
・サービス: カスペルスキー製品を完全にアンインストールする削除ツール
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