今回ブログでアナウンスされていた内容によれば、
・広告なしでの利用
・セキュリティ機能の強化(添付ファイルのスキャン、メール内リンクなどのチェック)
・メールストーレッジとして、合計50Gbまで利用可能
・Premiumサポートの利用
といったもの。
新しいサービスへの移行については、順次自動で行われます。
なお、@outlook.com、@hotmail.com、@live.com、そして @msn.com といったアカウントで Microosftアカウントをご利用の方が対象で、仮に Office 365 サブスクライバーであっても、GmailやYahoo、あるいはプロバイダーのメールアドレスでご利用の方については、Outlook.com のメールサービスは関係ないので、今回のサービスは適用されません。
ブログの中では記載はありませんでしたが、@outlook.jp、@hotmail.co.jp などといったアカウントも同様と思われます。
また対象製品も、"Office 365 Home and Office 365 Personal subscribers" とはなっていますが、日本で家庭向けに販売されている製品の場合には、Office 365 Solo がこれに該当するものになるかと思いますが、正式には日本からの発表を待ってっていう事になるんでしょうね。
サブスクライバーを対象としているとなると、1年間のOffice 365サービスと一緒に提供されているOffice Premium シリーズなども含まれるのかもしれませんが、この辺りの詳細については日本独自の仕様なので、日本側からの正式な発表を待ってみてください。
その前にも、新しくなる Outlook.com ベータ版では、操作性が良くなることがブログの中でも取り上げられてましたが、ぼちぼち、Outlook.com の新しいサービスが本格起動しそうですね。
また日本側の発表があった際には、改めて取り上げてみたいと思います。
先日、Mac版の Office もいち早くInsider版は、メジャーアップデートをして、より Office 365 サブスクライバーとそれ以外の買い切り版との間で、サービスや製品内容の差がではじめていますが、Office 2016 が登場してからぼちぼち差が出始めていた Windows版の Office も、さらにこの差が広がりそうですね。
【2017/11/03 更新情報】
ちょうど現在はまだ、広告なし機能が有効にはなっていないので、Outlook.comのベータ版を起動すると、右側に以下のように広告が表示されます。
でもって、AdBlockや、カスペルスキーなどの広告ブロック機能が有効だったりすると...
上記のようにブロックしていますね??ってメッセージが表示されるのですが、今後今回の更新が適用されれば、そうしたものが表示されなくなるわけですね。
表示されなくなる前に比較のため画像をキャプチャーしてみました。
<参照>
・Premium Outlook.com features now available to Office 365 subscribers
・Premium Outlook.com features for Office 365 subscribers
・Outlook.com Premium
・FAQ/Outlook.com Premium
・Delivering a faster and more responsive Outlook.com
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