Firefoxを起動して、トップ画面はでるものの、検索枠に文字を入力して検索しようとすると、"安全な接続ではありません" となってページが表示されません。

Googleのトップページも同様に表示されません。
MicrosoftやYahooなど、"https://〜" で始まるセキュアなサイトへの接続がエラーになって接続できなくなってしまいます。
ただし、Internet Explorerや、Microsoft Edgeでは問題なくきちんと表示される... あくまでも、Firefox での症状ということになります。
前回ご紹介した時と同様に、"証明書マネージャー" を起動して、インポートする必要があるわけですが、Firefox もその間バージョンが進んで、現在配信されている Ver.56.0 では、以前とはちょっと画面も違うようなので再度ご紹介させていただきます。
【証明書マネージャーを呼び出す】
1) 右上の、ハンバーガーメニューから、"オプション" をクリックして開きます

2) 左ペインのメニューから、"プライバシーとセキュリティ" をクリックし
3) 右ペインの項目から、"セキュリティ" のところにある "証明書" のところにある、"証明書の表示" をクリックすると、"証明書マネージャー" が起動します


【証明書のインポート】
1) "証明書マネージャー" 下部にある "インポート" をクリックします

2) "認証局証明書を含むファイルを選択してください" という画面がでたら、以下に移動してファイルをクリックします

インポートするところは、
C:¥ProgramData¥Kaspersky Lab¥AVP17.0.0¥Data¥Cert
で、ここにある
(fake)Kaspersky Anti-Virus Personal Root Certificate
というファイルを指定します
3) "証明書のインポート" の画面が出たら、"この認証局によるウェブサイトの識別を信頼する" にチェックを入れて、"OK" をクリックして閉じます

4) あとは、OK でいったん閉じたうえで、Firefox を再起動します
** なお、インポート先になる、"ProgramData" フォルダは通常は隠しファイルになっているため表示されませんので、途中、エクスプローラーを開いて、表示タブを開き、"隠しファイル" にチェックを入れてオンにしておいてください。
作業後は、誤って大事なファイルを削除しないように再度、隠しファイルは通常非表示にしておいた方がよろしいかと思いますので、再度チェックを外してオフにしておきましょう。

再起動後に再度、Googleなどアクセスできなかったサイトに接続してきちんと表示されることをご確認ください。バージョンが違えば、多少画面は変わってもやることは一緒。ちょっと面倒ですが、Firefox の場合にはこの設定が必要です。
<参照>
・Firefoxで、"安全な接続ではありません" と表示される
【関連する記事】
- 無線LANルーターとセキュリティ
- セキュリティソフトのアンインストール
- ESET の影響で、Microsoft Edge がクラッシュする
- ESET インターネットセキュリティがブラウザをクラッシュさせる
- 迷惑メール対策を考える (6) 〜 迷惑メールの発信をブロックするブラックリスト..
- サブスクライバー向けに Microsoft Defender の提供がスタート
- 迷惑メール対策を考える (5) 〜 迷惑メール対策に有効なフィルターの活用
- 迷惑メール対策を考える (4) 〜 迷惑メール対策に定評ある Thunderbi..
- 迷惑メール対策を考える (3) 〜 Outlook for the web の迷..
- 迷惑メール対策を考える (2) 〜 Microsoft Outlook の迷惑メ..
その他の回避策との対案が欲しいです。
検索上位なだけに、残念。。。
・管理者として実行だけでは治りませんでした。
・その他回避策が載ってるサイトも閲覧しましたが、私のレベルで実践して問題が解決出来たのはここだけでした。
問題は解決できました、感謝します。