2017年10月14日

"警告! お使いのコンピュータが危険にさらされる可能性があります" というポップアップがたびたび表示される

このパターン以前にも何度か取り上げています。以前は、"Event Monitor" というものでした。

20171014-1.jpg

Event Monitor というポップアップが表示される Part 2

内容は一緒。でも今回は、"SysMon"(システムモニター)というものでした。
タスクマネージャーで確認したところ、sm.exe が。名前は違えど、EventMonitorとまったく一緒のパターンですね....


さて対処法です。


-- まずは邪魔な画面を止めましょう!

1) まずポップアップが面が表示されたら、タスクバーを右クリックして、"タスクマネージャー"、あるいは "タスクマネージャーの起動" をクリックして、"タスクマネージャー" を起動させます。

2) タスクマネージャーを起動したら、"sm.exe" あるいは "sysmon.exe" を探して右クリックして、"タスクの終了" をクリックして終了させます。


これで邪魔な画面は消えます。


-- 続いて金輪際 起動しないように設定

次に起動しないように、プログラムなどの削除に移ります。

1) まずは、コンピューターの管理>タスクスケジューラー>タスクスケジューラライブラリと開いて、"RunAtStartup" を見つけます。
今回見つけたのはたまたまこういった名前だっただけかもしれません。まぁ、何か?怪しそうな名前ではありますね。

*タスクを選択して、下部に表示された "操作" をクリックするとプログラムの居場所がわかります。プログラム名が、"sm.exe" だったり、"SysMon.exe" だったりしたら犯人が確定ですね。

2) 今回は確認したところ、

Cドライブ>ユーザー>AppData>Roaming>SysMon

にプログラムがいることを確認。
場所がわかれば、フォルダを開いて、"SysMon"フォルダごと削除してしまいます。

以前、Event Monitor の時には、"Autoruns for Windows" を利用しましたが、SysMon.exeも、Autorunsで撃退できると思います。

Autoruns for Windows は以下のところからダウンロードが可能です。Zipファイルで提供されているので、右クリックして展開して、解凍してご利用ください。

Autoruns for Windows


【Autoruns for Windowsの使い方】

簡単な使い方のみご紹介します。

1) まずは、Autoruns for Windows にアクセスして、"Autoruns と Autorunsc のダウンロード" をクリックします。

2) "Autorun.zipを開く" という画面が出てきます。"ファイルを保存する" が選択されている状態で "OK" をクリックすると、保存場所を聞いてきますので、デスクトップなど、とりあえず一旦、わかりやすい場所に保存します。

20171014-2-1.jpg 

3) 保存された "Autorun.zip" をダブルクリックして開きます。エクスプローラーが起動してきますので、"展開"クリック、展開先は特にそのまま、さらに、"展開" をクリックします

20171014-2-2.jpg 20171014-2-3.jpg

4) これでデスクトップに、"Autoruns" というフォルダが作成されその中に、プログラムが表示されます。この中の、"Autoruns"というプログラムをダブルクリックして起動します。

20171014-2-4.jpg

** フォルダ内に、
 Autoruns/Autoruns64 というGUI版のAutoruns と
 autorunsc/autorunsc64 というコマンド版のautorunsc があります。
 わかりやすいということで "Autoruns" をご利用いただければ、いいと思います。


<参照>

Event Monitor というポップアップが表示される Part 2
Autoruns for Windows


posted by クリック at 21:55| 東京 ☀| Comment(0) | セキュリティ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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