
Word Viewer 以外にも、Office 系の Viewer アプリには、Excel、PowerPointなど複数のものがありますが、改めてこれらのソフトサポート期限および、それ以降の対応について取り上げてみました。
【アプリによって異なるサポート期限】
Office 系の Viewer ソフトの場合、どのバージョンの Office がベースになっているか? によって、それぞれのサポート期限が異なります。
今年11月に提供が終了する、Word Viewer は、もともと、Word 2003 をベースに作成されている事から、Office 2003 のサポートが終了した 2014年4月8日 で、サポートの提供も終了しています。
アプリごとのサポート終了日は以下のとおりです。

・Word Viewer(Office 2003相当): サポート終了 2014/04/08
・Excel Viewer(Office 2007相当): サポート終了 2017/10/10
・PowerPoint Viewer2007(Office 2007相当): サポート終了 2017/10/10
・PowerPoint Viewer(Office 2010相当): サポート終了 2020/10/13
となっています。
【提供終了後の対応策】
Windows 10 をご利用の場合:
ストアから、Office Mobile の各製品をダウンロードして利用する事で、Viewerとしてご利用いただくことが可能です。
* 編集機能は、サブスクリプションがないと利用できません
Windows7/8.1 をご利用の場合:
Microsoftアカウントが必要になりますが、Microsoftアカウントをご利用頂き、OneDrive に情報をアップロード。OneDrive 上から、Office Online を利用して閲覧などが行えるようになります。
** 当然ながら、Macをご利用の場合にも、Safariなどで、OneDriveにアクセスして、Office Online をご利用頂ければ閲覧する事も、多少の編集をすることも可能です。
【その他】
ちょっと特殊ではありますが、この他に Microsoft が提供している Office 系アプリの Viewerとして、Visio Viewer といったものもあります。
・Microsoft Visio 2016 Viewer
Visio というソフトで作成されたデータを、IEを介して閲覧するためのソフトになります。
Windows7 SP1 以降のPCでご利用頂けます。
こちらは、製品名どおり、まだまだ配布が始まったばかりの Viewer ソフトなのでサポート期限まだまだ先になります。
<参照>
・2017年11月29日をもって Word Viewer の提供が終了
・Word Viewer の提供終了と Office Viewer 製品のサポートについて/Office Support Team Blog JAPAN
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