2017年09月13日

条件付書式の多く含まれたデータを開いて、コピーや貼り付けの作業をすると時間がかかる

ちょっと変わった事例なのでご紹介させていただきます。

Excelにおいて、条件付書式が多く含まれたExcelのデータを開いて、コピーや貼り付けなどの作業をすると、応答に時間がかかったりする症状が確認されています。

Excel 2010 以降で見られる症状のようです。ただしあくまでも、Excel2007などそれ以前のExcelと比べてということと、さらには条件付書式が沢山含まれているケースということなので、そんなに多くの方が直面する症状でもないのかもしれません。

これは、Excel 2010 以降、貼り付けなどの際に、条件付書式の再評価が行われますが、この再評価の処理作業が、Excel 2007 までよりも、より緻密に行われるために遅延が発生するものです。

結果からすると、ここで時間がかかるのは、Excel の仕様変更に伴うもののようで、そうしたことからすると仕様ということになるんでしょうね。

ただし、一応 回避策として、この時間のかかる再評価処理を行わないように、リアルタイムのプレビュー機能を無効化する、あるいはレジストリなどにより、回避することは可能です。

Excel 2010 で条件付き書式が多く含まれるブックを開き、コピーや貼り付けなど編集をおこなうと入力が遅延したり Excel が応答しない

のサポートサイトにて回避方法が提示されていますので、必要に応じてご確認の上お試しください。



<参照>

Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる
Excel 2010 で条件付き書式が多く含まれるブックを開き、コピーや貼り付けなど編集をおこなうと入力が遅延したり Excel が応答しない

posted by クリック at 17:30| 東京 ☀| Comment(0) | Excel | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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