Office の Update に伴い問題がないに越したことはありませんが、実際にはそう簡単にも行かず様々な問題が発覚することがあります。更新されたプログラム自体の問題によるケースもあれば、利用環境によるものもある。またプログラム自体の仕様によるものもあったりと様々です。
加えて更新プログラムの配信が始まった段階で、既知の問題としてわかっていることもあれば、あとから判明して、既知の問題として追加されるものもあります。
そんな、Office製品の既知の問題について、その対応状況や、回避策などが案内されているページが、"Office の問題に関する修正プログラムと解決策" になります。

Windows版、Mac版の各 Office アプリについて、現在発生している問題について、その調査状況や、回避策などが提示されています。
また、"サービス" からは、Outlook.com、OneDriveなどの関連サービスの既知の問題について紹介されています。
例.
・コモン コントロール (mscomctl.ocx) の上にカーソルを合わせたときに Office 2016 がクラッシュする
・優先受信トレイの通知が表示されると Outlook.com がフリーズする
US版、日本語版ともに基本的には同じ内容ではありますが、新しい情報などの場合には、US版の方が先に更新されることも多いため、時にはUS版のサイトなどを確認してみることも必要かもしれませんね。
当然ですが、ここに集約されている情報がすべてということではありません。日本のMSコミュニティやUSのMS Community などの掲示板では、常に様々なユーザーから質問が上がっていたりします。そしてそこから問題が発覚することも多々あります。
何か?トラブルにあったときには、MSコミュニティなどを検索してみて同様の症状の人がいないか?確認するというのも、問題を確認するための一つの方法でもあります。
<参照>
・Office の問題に関する修正プログラムと解決策
・Fixes or workarounds for Office issues
・最近の Office のインストールとライセンス認証に関する問題の修正プログラムと解決策
・Fixes or workarounds for recent Office installation or activation issues
【関連する記事】
- いまだに続く Office 2013 向けの更新プログラムの提供 〜あのエラーを..
- Office の基本操作 Vol.2023-11-1 アクセシビリティの向上とシ..
- Word や Excel などのデータをもらったけど 手元のPCに、Micros..
- ロールバックとセキュリティの問題
- 「お客様のプライバシー、お客様の選択」という画面が表示された! Part 2
- 「オペレーティングシステムでは現在このアプリケーションを実行するように構成されて..
- Office 2013 向け Update
- Office の基本操作 2023-09-1 "名前を付けて保存" がない
- Office 2013 向けにも更新プログラムがあるので、忘れずに更新を!
- Office アドインがもっと探しやすくなりました