2017年08月03日

バーコードコントロールは、Accessのためのもの

"Microsoft Barcode Control" という日本語版 Access に付属している ActiveX コントロール

Microsoft BarCode Control 15.0で作成したQRコードのバーコードリーダーでの読み込みについて
Microsoft BarCode Control 15.0 QRの文字数制限について
Excel2013でMicrosoft Barcode Control 15.0を用いたファイルでの不具合
Excel 2013 でバーコードコントロール 14 を使用したい
Word でのバーコードの印字がリーダーで読み取れない

など、上記のように、いくつかMSコミュニティに上がっている質問を見てみると、ExcelWord などでもご利用の方も多いようです。

私自身は、あまり利用する機会のない機能ではありますが、ActiveXコントロールとして導入されているので、Excel や Word からも呼び出せてしまうため使っていらっしゃるという方が多いのでしょうね。

ときどき Excelでバーコードコントロールを利用する方法を説明しているサイトなどもあったりしますね。

ちなみに、Excel 2016 で呼び出すためには、

20170801-1-1.jpg 20170801-1-2.jpg

開発タブ>コントロールグループにある "挿入" >コントロールの選択 とクリックすれば、"Microsoft Barcode Control 16.0"

が選択できるようになっています。


しかし私もそうですが、意外と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、このバーコードコントロールという機能は、Accessのための Active Xコントロールであって、他のアプリでは正常な動作は保証されておりません

言い換えれば、Office Support Teamのブログにもありますが、"Excel 上での利用を動作保証したバーコードはリリースしておりません" ということのようです。

ですので、ブログにも例が上がっていますが、印刷したバーコードが読み取れないなどの想定外の動きをすることがあるようです。

さらに、この機能は 日本語版の Access にしか導入されていない機能で、日本語版以外の Access ではご利用いただけません。

あくまでも、Access上で、使用するために開発された ActiveX コントロールということのようです。

Excelでも挿入できるので、使ってしまう...ということはあるのかもしれませんが、正しく動作しないことも多いようなので注意が必要です。

ちなみに、やはり Office Support Team Blog JAPAN にもありますが、Word については、"差し込み印刷機能で利用可能なバーコード" があるそうで、こちらは、ActiveXのバーコードコントロールとは別物とのことです。

20170801-1-3.jpg


<参照>

“Microsoft Barcode Control” について/Office Support Team Blog JAPAN
Excel 2013 で印刷したバーコードを読み取れない
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posted by クリック at 13:12| 東京 ☀| Comment(0) | Officeツール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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