本来は、以下のようなエラーダイアログが表示されます。また左は、本来こうやって表示されるはずの画面ですが、右のようなエラーが表示されて開けません。
"保護ビュー" とは、インターネットやメールを経由し、必ずしも安全ではないところにあるファイルを開こうとすることからコンピューターを保護するための機能です。
今回の例は、Windows10+Word 2016(Office 2016) での例ですが、Windows8/8.1やWindows 2012上で、Office 2013/2016/365 ProPlusを使用している場合に発生するものです。
何らかの事情で Windows Firewall サービスが動作していないことが要因。
ということで、以下の部分を確認してみる必要があります。
【回避策】
1) Windows キー+R にて、"ファイル名を指定して実行" のダイアログを表示させ、"services.msc" と入力して、エンターします
2) サービスのダイアログが開いたら、"Windows Firewall" を探してダブルクリックして開きます
3) "サービスの状態" が "停止" になっていた場合には、その下の、"開始" をクリックして、サービスを開始します
また "スタートアップの種類" が、"自動" でなかった場合には、"自動" に変更しておいてください
メモリまたはディスクの空き容量が不足しているとか、アクセス権を確認しろとか出てくると戸惑うところですが、"保護ビュー" が開始されない場合には、一度確認してみてください。
一応、Windows Firewall が無効化されていると Office の保護ビューが開けない/Office Support Team Blog JAPANでは、ファイルが開けない問題を回避する方法の一つとして、保護ビューを無効化してしまう方法も紹介されていますが、あくまでも推奨はされませんので、ご注意ください。
<参照>
・Windows Firewall が無効化されていると Office の保護ビューが開けない/Office Support Team Blog JAPAN
・保護ビューとは
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