2017年04月21日

Javaのランタイムを更新した後、Microsoft Edge の画面が立ち上がる

既定のブラウザが、Internet Explorer なのか? Microsoft Edge なのか?によるわけで、当然といえば当然なことなんですが、ときどき "なぜ?" と言う方もいらっしゃるようなのでご紹介します。

通知領域にポコっと、JavaのUpdateのお知らせウィンドウが出たり、あるいは、Windows 10 だったりすると、画面の右下に、Javaが更新できますよ?と言った通知ウィンドウが開いたりして、Javaの更新を促されることがあるかと思います。

さて画面に従って更新して、更新が完了するとブラウザが起動し、更新された Java が正常に動作するかどうか?確認するための画面が表示されます。

この際、Internet Explorer を既定のブラウザとしてご利用であれば問題ありませんが、既定のブラウザがすべて Inteernet Explorer でなかったりすると、Windows 10 の場合には、以下のような Microsoft Edge などの他のブラウザの画面が起動してきます。

20170421-1.jpg 20170421-2.jpg

よくよく読んでみるとおわかりいただけると思いますが、Microsoft Edge では、Javaのプラグインには対応していないのでこのページは利用できませんと言った内容です。


【JavaのプラグインとMicrosoft Edge】

Javaに対応していない?ってどういうこと?? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
決して、Windows 10 だと、Java が利用できないと言う意味ではないのでご注意ください。あくまでも、Microsoft Edge 上では、Javaを利用した機能が利用できないと言う意味に過ぎません。

以下の FAQ の中で、
「Does Microsoft Edge support ActiveX controls or BHOs like Silverlight or Java?」
と言う項目があります。
「No, ActiveX controls and BHOs such as Silverlight or Java are not supported in Microsoft Edge. The need for ActiveX controls has been significantly reduced by modern web standards, which are more interoperable across browsers. We are working on plans for an extension model based on the modern web platform in Microsoft Edge. We look forward to sharing more details on these plans soon. Not supporting legacy controls in Microsoft Edge has a number of benefits: better interoperability with other modern browsers, increased performance, security & reliability, and reduced code complexity, just to name a few.」
とあるように、Microsoft Edgeではサポートされません。

これは何も、Micorosoft Edge に限ったことではなく、"JavaとGoogle Chromeブラウザ" にもありますが、Google Chrome と言ったブラウザでも同様のことです。
ただし一方ではまだまだ Java を必要としている Web ページもあるわけです。

Windows 10 であれば、そこで、Internet Explorer11 の登場... と言うことになるわけですね、Javaのページにもありますが、このメッセージが出たままの状態で、詳細>Internet Explorer で開く とクリックします。

20170421-3.jpg

すると、同じ画面が Internet Explorer で起動してきます。後は画面に従って、”バージョンの確認” をクリックすれば、正常に動作するかどうかなどが確認できます。

20170421-4-1.jpg 20170421-4-2.jpg
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以上のように、Internet Explorerが既定のブラウザになっていなかったりすると、Microsoft Edge が起動してきてしまうので、その場合にはご注意ください。

また以上でもおわかりのように、Java のプラグインを必要とするサイトの場合には、Microsoft EdgeやGoogle Chromeでは利用できませんので、Internet Explorer など、Javaのプラグインが利用可能なブラウザをご利用いただく必要があります。


【追加情報】

Javaのついでにのっけから追加情報です。話題が違うので追加情報とさせていただきました。
昨年末からしばらく続いていたJavaの更新の際に、Amazon Assistantがインストールされるという件。こちらでも何度か取り上げさせていただき、多くのアクセスをいただいております。

本日、Java を更新する際に、従来あったような ASKツールバーや、先日まで続いていた Amazon Assistant と言ったスポンサーのオファー(ツールバーのインストール)が表示されなかったので、確認してみました。

少なくとも現在は、Javaの詳細設定のところで、"スポンサーのオファーを表示しない" 設定が有効になっていなくても、Java の Update の際には、特別一緒に何かがインストールされると言うことはないようです。

20170421-5.jpg

もっとも、あくまでも現時点でのお話なので、今後またどうなるか?はわかりませんので、余計なものがインストールされたら困ると言う方は、引き続きここの設定に、チェックをいれて、オンにしておいてください。


<参照>

Windows 10とJava
FAQ/Microsoft Edge
JavaとGoogle Chromeブラウザ
Mac OS XでのOracle Javaのインストールと使用に関する情報およびシステム要件
WebブラウザでJavaを有効にするにはどうすればよいですか


posted by クリック at 12:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Word | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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