2017年04月20日

Creators Update をインストールしたらPCの右下に、テストモードと表示された

PCを更新したら、画面の右下に何やらいろいろな情報が表示されて "テストモード" と表示される...

そんなことがありました。

この "テストモード" っていったい何? と思われている方も多いかと思いますのでご紹介させていただきました。


20170411-2.jpg
* 上記の画像はあくまでも参考のため。手持ちの Creators Update のまだ当たっていない別の PC でしたが、今回実際にイメージしていただくため、テストモードにして表示させてみたものです。


【テストモードとは】

MSのサポート情報にもありますが、これは、"コンピューター上でテスト署名モードが開始されている場合に表示される"(サポート情報より引用)ものです。

単にテストモードとあるだけでも??なのに、ビルド情報なども表示されているので何?と思ってしまいますね。

そもそも テストモードは、デジタル署名のないドライバがどうしても必要なケースで、これらを導入する際必要になってくる動作モードです。Windows8 以降デバイスドライバには必ずデジタル署名がないと危険だからだめ?って断れてしまうようになりました。Windows10 の Anniversary Update 以降はさらにそれが進んでいるようです。

特に、Windows10 Anniversary Update 以降は、ドライバのデジタル署名が必須になってきました。

Windows 10 と SHA-1 廃止ポリシーによるドライバー署名への影響について
Driver Signing changes in Windows 10, version 1607



【テストモードから通常モードに切り替える】

通常はコマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを実行します。

テストモードを解除する:
bcdedit /set TESTSIGNING OFF
20170411-3.png

逆にテストモードを有効にする:
bcdedit /set TESTSIGNING ON
20170411-4.png

Windows7のサポート情報にありますが、このコマンドは、Windows 10 でも有効です。

今回何故?こうなったかはわかりませんが、特にこうしたことを意図としていないにもかかわらず、Update してみたら、こういう表示がでることもありうるようですので、表示された場合には、参考にしてみてください。


<参照>

Windows で表示される "テストモード. Windows7 ビルド 7600" メッセージを無効にする方法
WindowsのデスクトップにOSバージョン/ビルド番号を表示する方法、表示させない方法/@IT
Windows 10 と SHA-1 廃止ポリシーによるドライバー署名への影響について
Driver Signing changes in Windows 10, version 1607

posted by クリック at 10:09| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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