Outlook Express のデータのバックアップおよび復元方法
さて問題の、メッセージルールのバックアップですが、こちらについてはレジストリをエクスポートしてバックアップ。その後リストアすると言う手順になります。それ以外ではバックアップツールのようなものもあるようです。
1)レジストリを直接操作する
レジストリを直接操作される場合には、当然きちんとバックアップを取った上で行ってください。取り返しのつかないことにならない様に。
メールルールは以下のところにあります
HKEY_CURRENT_USER > Identities > GuID(PCごとに違います。{}で囲まれた英数字の羅列) > Software > Microsoft > Outlook Express > 5.0 > Rules
と開くと、"Mail"と言う項目がありますので、この上で右クリックから、エクスポートを選択し、ルールをエクスポートして保存します。
リストアについて
リストアには注意が必要になります。通常リストア自体はダブルクリックで完了しますが、リストア先のGuIDが、バックアップする前のものと同じならこれで問題ないのですが、異なる場合(通常の場合異なるケースの方が多いです)、バックアップしたレジストリをテキストエディタで開いて、そこに表記されているGuIDを現在インポートしようとしているPCのGuIDに変更してあげないといけません。
a) HKEY_CURRENT_USER > Identities > GuID とひらいて、GuIDの名前をコピーしてておきます
b) テキストエディタで、バックアップしたレジストリを開いて、古いGuIDの部分を、先ほどコピーした新しいGuIDに変更して保存しなおします。
<大まかな流れを動画により紹介しているサイト>
バックアップ
復元
<テキストで説明しているサイト/リストア時の注意についてはこちらを参照してください>
メッセージルール(振り分け設定)のバックアップ・復元の仕方
2)各種ツールの利用
こうしたレジストリの操作を行わなくてもバックアップの可能なツールと言うのがいくつかあります。レジストリをいじくるのに自身のない方は以下のようなツールのご利用をおすすめいたします。
Exma
OE専用のバックアップツール。メールのデータ、アドレス帳、お気に入り、メールルールまですべてをバックアップし、リストアすることが可能です。ただし、WindowsXPSP2の場合、IEのお気に入りのバックアップがうまくいかない不具合もあるようですので、この部分はチェックをはずしておためしください。メールについては、問題なくバックアップ&リストアともに機能いたします。またWindowsVistaのWindowsMailには対応していません。
OutlookExpress6 メッセージルール バックアップ 1.0.5
このツール自体は、メッセージルールのバックアップ専用のツールです。詳細は上記リンクを参照してください。
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