
【事象】
デスクトップの McAfee のアイコンをクリックしても、あるいは通知領域の McAfee のアイコンをクリックしても、McAfee セキュリティセンターの画面が起動してこないというものです。
また、McAfeeのページにもありますが、リアルタイムスキャンが有効にならず、"ご使用のパソコンは危険な状態です" と表示されることもあります。
McAfeeを開くと、"ウィルスおよびスパイウェア対策" のところで、"リアルタイムスキャン" が "無効" と表示され、有効にしても有効になりません。
【原因】
McAfeeが表示されないという症状については、Webページによれば、"セキュリティセンターが持つバッテリーチェック機能に問題があることが確認されております" との事です。
この症状、McAfeeセキュリティセンターのバージョンが15.0.x および15.3.xの場合に発生するようです。
【対策】
簡単に言えば、どちらのケースも入れ直しが一番早い様です。一旦 MCPR を利用するなどして、削除。その後、再度マイアカウントにサインインしてインストールという流れになります。
入れなおしても改善されない場合には、
TurnOffCSPBatteryCheck_x64.zip(64ビットOS向)
や
TurnOffCSPBatteryCheck_x86.zip(32ビットOS向)
といった、McAfee で配布されているツールをダウンロードして、管理者として実行して対処する必要もありそうです。
またリアルタイムスキャンが有効にならない場合の対処法のところには、その対処法として、
1) 仮想アシスタントを使用し画面に従って対処してみる
2) McAfee Virtual Technician (MVT) を使用して修復する
3) oas-disabled-fix.cmd ユーティリティの使用。ただしこちらは、Windows 7 以前で実行されるバージョン 12.0 以前のSecurity Suite のみ有効なもののようです
4) 一旦セーフモードで起動してから、再度通常モードで起動しなおしてみる
5) 他のウィルス対策ソフトとの競合がないか?確認し、競合しているものがあれば削除してみる
6) McAfeeを削除して、再インストールしてみる
といったものが紹介されています。
詳細は以下のサイトをご参照ください。
【2017/03/17一部更新】
<参照>
・セキュリティセンターが開かない事象への対処方法
・ご使用のコンピューターは危険な状態です
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