ということで、Windows 10 のライフサイクルについて今回は取り上げてみました。
【Windows10には、3つある】
現在 Update(各種更新プログラム)が提供されている、
すなわちサポートがされている Windows 10 には、3つあります。
2015年7月29日リリース:最新バージョン Ver.1507(Build 10240.17236)
2016年4月8日リリース: 最新バージョン Ver.1511(Build 10586.753)
2016年8月2日リリース: 最新バージョン Ver.1607(Build 14393.693)
現在はどのバージョン向けにも必要に応じて更新プログラムが提供されています。
【Ver.1507 のサポートは、3月26日まで】
こうした3つのバージョンのうち、一番最初にリリースされた Ver.1507(Build 10240) については、2017年3月26日にサポートが終了します。
当然ながら動かなくなるというわけではありませんが、不具合が見つかっても修正プログラムが提供されなくなってしまうわけですから、つまりそれまでにバージョンアップが必要ということになります。
通常、Windows 10 の場合、更新プログラムがあれば自動で実行されるはずなので、問題なくUpdate されていれば、現在は、Ver.1607(Build 14393.693)のはずですが、何らかの理由で Update されていない、あるいは Update に失敗して更新が全くできていない...
そんな方も中にはいらっしゃるようなので、一度ご自身の使用されている Windows 10 のバージョンを確認することをおすすめいたします。
【確認方法】
画面下部の検索ボックス(通常は、Cortanaさんの、"何でも聞いてください" と表示されているところ)に、"winver" と入力して、エンターをすれば、以下のように検索されてきます。
自分が使用していた、Windows 10 を入れていたノートPCで、いつまでたってもエラーもでずに、何もUpdateが検出されないと言うことがありましたが、結果的にはリカバリして、その後は正常に Update できるようになっています。
Update できているものと安心しているととんでもないことにもなりかねないので、一度ご確認を!
【2017/03/07更新】
Windows 10 に限ったことではありませんが、こんな案内が流れてきてましたので、参考まで。
ご存知ですか? OS にはサポート期限があります!
今回、Windows 10 の初期リリース分のサポート終了の件を取り上げていますので、"Windows 10" といったところで、ひとくくりにしてしまっても困るものですが、基本的には自動更新になっているので、常に最新という前提があるからなんでしょう。
とりあえず、サポートが終了した製品を使うのは問題があるよ?ということで、ご紹介させていただきます。
もちろん、Windows Vistaをご利用の方は、終了が差し迫ってますので、是非参考にしてみてください。
<参照>
・Windows 10 v1607 media now available
・Windows 10 のリリース情報
・Windows 10 の新機能
・Windows10のビルドごとのサポート終了日が今ひとつわかりません/MSコミュニティ
・Windows 10の初期バージョン1507、3月26日にアップデート終了/exciteニュース
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