今回は、そんな意外と知られてない?かもしれない機能についてご紹介します。
【Online Storageが充実!】
先日もご紹介しましたが、このOffice Onlineが利用できるOnline Storageが、現在は、
OneDrive以外にも、DropBox、Box と増えてきています。
・Office Onlineが、新たなCloud Storageと連携
法人向けには、さらにEgnyteやCitrix ShareFileといったところとも連携するようになりました。
【データの保存】
Office Online(Word Online, Excel Online, Power Point Onlineなど)で扱われるデータには、"保存" というメニュー項目はありません。
では、どこに保存されるのか? OneDrive、DropBoxやBoxなどのOnline Storageに自動保存されるようになっています。
** ちなみに、OneDriveから操作する場合には、コピーとして保存するための、"名前を付けて保存"という項目があります。ちょっと面倒ですが、コピーとして新規に別文書として保存しなおした上で、オリジナルの文書については、この後ご紹介する "以前のバージョン" 機能を利用して、復元をすれば、再びオリジナルの文書として保存しなおすことができます。
それぞれのOnline Storageから開いたものは、それぞれに自動保存される仕組みになっており、場所を指定することはできません。もちろん一度、各Storageに保存したものを、別のところに移動することは可能です。
・OneDrive:新規作成・保存が可能
・DropBox:保存されているWordデータを編集のみ可能保存先の指定はDropBoxのみ
・Box:新規データの作成機能もあり、ただし保存先はBoxになります
ただし、Office Onlineの画面からであれば、
・Office Online:OneDrive/Dropboxなど新規作成データの保存先の選択が可能
【データの復元】
今回ご紹介したいのはこの機能。意外と知られていないのかな?ということで今回の目玉としてご紹介させていただきました。
Word Online を起動して、ファイルメニュー>情報>以前のバージョン
と開くと...
以前自動保存されていた日付の時間帯をクリックすると、データの復元、あるいはダウンロードができちゃうんですね...
ちなみに、このデータの復元機能は、DropBoxやBoxからデータを開いた場合には適用されません。あくまでも、現在のところOneDriveに保存されているもののみです。
またこの情報のところからは、"翻訳" 何てサービスも利用できたりします。
だいぶ前にもご紹介しましたが、Google Chrome向けには、ウェブストアからアプリをダウンロードできますので、Google Chromeを利用してる方にとっては、Office Onlineを利用する上では便利ですね。
このOffice Online。たとえ無料版とはいえ、新しい機能もどんどん追加されており、その新着情報などは、Office Onlineで各アプリを起動した際に随時表示されます。
ご利用の際には、ぜひこの点にも注目してみてください。
<参照>
・OneNote Online で以前のバージョンのドキュメントを復元する
・Office Online のブラウザー サポート
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