2016年02月06日

メールアプリをインストールしなおしたい

Windows10に標準でインストールされている各種ストアアプリ。

20160204-1.jpg

今回その一例として、メール・カレンダーを例にご紹介させていただきますが、こうしたアプリが何かしらの不具合が発生して正常に動作しない時、どうにか削除して再インストールしてみたい...

そんな場合の対処法です。


【操作手順】

まず、Windowsは、きちんと管理者権限のあるユーザーで起動しておきます。

1) スタートボタン>すべてのアプリ>Windows PowerShell とひらいて、"Windows PowerShell" のところを右クリックして、"管理者として実行" をクリックし起動します

20160204-2.jpg 20160204-3.jpg


2) 今回は参照させていただいた、以下のブログにアクセスして、Mailであれば、

"Get-AppxPackage *communi* | Remove-AppxPackage" の部分をドラッグしてコピーし、PowerShellの画面に貼り付けます。もちろん直接手入力していただいてもOKです

20160205-2.jpg

Remove default Apps from Windows 10

*** わざわざ一覧を表示して確認をするのがちょっと面倒...という場合には、コピー&ペーストだけで済むので便利です。

20160204-4.jpg 20160204-5.jpg

3) 完了したら、PowerShellを終了して確認してみると...メールとカレンダーが削除されていることが確認できますね

20160204-6.jpg


【削除されたアプリの導入】

では今度は、今回削除した、"メール" や "カレンダー" の再導入です。

1) ストアアプリをクリックしてストアの画面に移動します

2) 検索ボックスに、"メール" と入れて検索すると表示されますので、アプリを選択

3) アプリの説明画面が表示されたら、"無料" ボタンをクリックしてインストールに進みます

20160204-7.jpg


これで再導入完了。再度アプリにアカウントなど設定した上で接続をお試しください。


【参考】

<Windows8.1の場合>

今回は、Windows10についてご紹介しましたが、Windows8.1についてもほぼ同様です。詳細は以下のサイトをご参照ください。

標準のWindowsストアアプリを削除して展開したい/TechNetフォーラム
Windowsスマートチューニング:226 Win 8編: Windowsストアアプリをまとめて削除する/マイナビニュース
DISM を使ったアプリのサイドローディング/TechNet


<PowerShellのコマンドレットについて>

今回 PowerShellを管理者として実行し行いましたが、もうちょっとだけそのコマンドレットについてみていきます。
今回の作業に必要だったコマンドレットは以下のものになります。

・Get-AppxPackage: 導入されているストアアプリの一覧が表示されます
・Remove-AppxPackage: 指定したアプリを削除します

20160205-3.jpg
** Get-AppxPackage のコマンドを実行した例。赤線の部分が "PackageFamilyName" になります

つまり1つずつ、Package名を確認しながら削除する時には、

1. Get-AppxPackage を実行して、一覧を表示
2. 削除したいパッケージ名(PackageFamilyName)を確認し、コピーなどします
3. Remove-AppxPackage (PackageFamilyName) として削除する

ということになります。


一括で削除したい...そんな場合には以下のところもご参照ください。

Windows 10の不要なアプリをPowerShellで一括削除する/元「なんでもエンジニ屋」の×日記


【2016/02/18更新】

Windows10を例にご紹介していますが、WindowsRT8.1(Surfaceなど)でも同様の操作で、ストアアプリの削除や追加(再インストール)が可能です。

Surface2の例でご紹介すると...

1) 画面左下の、Windowsマークをクリック>Windowsシステムツールとたどります
2) PowerSHellを右クリックして、"管理者として実行" をクリックし起動します

起動してしまえば上記でご紹介している通りです。

メールアプリであれば、

Get-AppxPackage *communi* | Remove-AppxPackage

で削除ができます。

その他詳細については、上記でもご紹介していますが、

Get-AppxPackage

を実行してアプリの一覧を表示させて、PackageFamilyName を確認してみてください。



<参照>
Remove default Apps from Windows 10
Remove-AppxPackage/TechNet
Get-AppxPackage/TechNet
Windows 10の不要なアプリをPowerShellで一括削除する/元「なんでもエンジニ屋」の×日記



posted by クリック at 09:43| 東京 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
初めまして。
Windows8.1でストアアプリのメールがMicrosoft.WindowsLive.Mailに置き換わってしまい、
起動もアンインストールもできなくなってしまいましたが、このページにあった
「・標準のWindowsストアアプリを削除して展開したい/TechNetフォーラム」
(リンクは違っていましたが検索して辿りつけました)を参照して元のメールに戻せました。
とても助かりました。
Posted by どい at 2016年04月06日 14:11
どい様

コメントありがとうございます。
リンクが間違えていたとのこと、確認したら、肝心のアドレスを入れてませんでした。ご迷惑をおかけしました。

とにもかくにも、無事解決できたようでよかったです。
Posted by クリック at 2016年04月07日 01:06
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