Microsoftアカウントをお持ちの方であれば、どなたでも無料で利用できるサービスです。

すでにご存じの方も多いかと思いますが、
Word Online
Excel Online
PowerPoint Online
OneNote Online など
といったものが、ブラウザ上で利用可能になるサービスです。
・Office Online
・Office.com で使用を開始する
PCにインストールして利用するデスクトップ製品版に比べて機能制限はあるものの、その機能もサービス開始当初からするとだいぶ増えて充実し、利用可能な機能やアプリも増えています。
・無料の「Office Online」の使い勝手に恐れ入る、自宅ならこれでも十分だ/Nikkei TRENDY
そんなOffice Onlineですが、そこで扱われるデータについては、OneDriveに自動保存されます。
なので、"保存" というメニューは用意されていません。
以前にも取り上げましたが、現在このOffice Onlineは、DropBoxからも利用可能になっています。つまり、DropBoxに保存されたOfficeのデータを直接Office Onlineで開いて編集ができるようになっています。この場合には、DropBoxに自動保存されます。
・DropboxからOffice Onlineが起動できるようになりました
・Office Online を開いても、Dropboxが指定できない
ただし制限もあって保存する際に、OneDriveか? DropBoxか?を自由に選択できるというわけではありません。先ほども触れましたが、OneDriveから開いたものはOneDriveに、DropBoxから開いたものはDropBoxに自動保存されることになります。
もっともこうした制約はあったとしても、OneDriveの容量が無料のユーザーの場合には、2/1以降は基本5Gbに制限されるわけですから、他のサービスと連携してくれるのはありがたいことです。
** 2016/1/31までに手続きをすれば、OneDriveの無料で利用可能な容量は、15Gbまで確保できます。詳細は以下の記事をご参照ください。
・期限迫る! 15Gの無料領域を確保お忘れなく


DropBoxの画面に入って、該当ファイルを選択し、プレビュー表示し、右上の "開く" をクリックすると、Word Onlineなどが開くわけです。
さてそうした Office Online で、新たな Cloud Storage が追加されるようです。
今回発表があったところは、
・box:個人・法人向サービス(個人向けプランには無料コースもあり)
・Citrix ShareFile:法人向有償サービス(個人向け有償プランもあり)
・Egnyte:法人向け有償サービス
が加わることになりました。
この中でも "BOX" については、個人ユーザーも登録さえすれば、無料で10Gbの容量が利用可能です。



こうした、Cloud Storage Partner Program (CSPP) により、CSPP に参加しているクラウド ストレージ プロバイダーのサービスとの連携。
サービスを提供しているCloud Storage Partnerの方にとってみればオンラインで編集、共有する機能が追加されるわけですから、既存のサービス拡充にもなるわけですが、DropBoxやBoxにおいては個人ユーザーにとっても非常にありがたいものですね。
<参照>
・New cloud storage options for Office mobile and Office Online
・Office Mobile および Office Online の新しいクラウド ストレージ オプション
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