2015年12月23日

McAfeeが原因で、メールの差出人や件名などが真っ白になってしまう【データ復旧編】


以前、

McAfeeが原因で、受信されたメールの件名や送信者名が空白になってしまう

という記事をご紹介いたしました。

この記事にも、【2015/12/19更新】ということで、その後の情報について触れさせていただきましたが、McAfeeのサポートページがあまりなので、その後の対処法(データ復旧)について、Microsoft Outlook および、Windows Liveメールでの作業の流れをまとめてみました。

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Windows LiveメールやOutlook等のメールソフトで受信したメールの件名や差出人、内容が空白になる事象について

まずは上記の画像、およびリンクが、今回のトラブルの内容を報じている、McAfeeのサポートページです。


ご覧いただくとお分かりの様に、

基本的な対処法としては、McAfeeを一旦削除して、再度インストールしなおすということになります。

具体的には以下のような流れになります。

【再インストールの流れ】

1) MCPRにて、一旦McAfeeを削除。
2) 削除後は、一旦PCを再起動。
3) 再起動後に、再度McAfeeのサイトに移動し、ログインして、マイアカウントから、再インストールする。

一応上記のMcAfeeのサイトにもあるように、"迷惑メールをフィルタリングするサービスが受信したメールを正しく処理できず、メールのヘッダー情報が不適切な状態にしてしまったことで発生します" と、当初 原因調査中でしたが、原因も判明しました。


さてこれで、とりあえず今後受信するメールについては、正常に受信でき、件名や内容などが空白になるという症状は解消されるはずです。


さて、ここで問題!

"【空白になったメールの復旧方法】" のところにもあるように、"本事象の発生により、空白の状態で受信されたメールを復旧する技術的な方法についてですが、大変申し訳ございませんが弊社では対応できず、ご提供できません"(McAfeeのサポートページより)

ということで本事象で空白になってしまったメールは、"マカフィー製品の再インストール後にメールサーバー側に保管されているメールを再度受信していただくなどの方法を実施していただきますようお願い致します"(McAfeeのサポートページより) とあるように、残念ながら、再度受信しなおすしかきちんと表示させる方法がありません。


ということで、今回は前回に続いて、メッセージデータの復旧方法についてご紹介させていただきます。
いろいろやり方はあると思いますが、いくつかあるうちの一つの方法だとご理解いただければよろしいかと思います。

ただし、本事象は、McAfeeのページでも紹介されているように、Windows Live メール、Microsoft Outlook、Thunderbird、Becky!など、McAfeeの "迷惑メール対策機能が対応しているメールソフト上" で発生するものなので、すべてのメールクライアントについて取り上げることもできませんので、Microsoft Outlookと、Windows Liveメールのケースについてのみご紹介させていただくことにします。


【空白になってしまったデータの復旧】

まず空白になってしまったメールを復旧させるには条件があります。

<条件>

・メールソフトの設定が、サーバーにメッセージのコピーを置く設定になっていて、メールサーバー上にはまだメッセージがきちんと残っていること。

Webメールなどが利用可能なプロバイダーなどであれば、Webメールでログインして、サーバー上にまだメッセージが残っているか確認してみてください。

Webメールなどが利用できない場合には、nPOPなどのソフトを利用して、受信メールの設定のみして、サーバーの中を直接確認してみます。

残念ながら、サーバー上にメッセージが残っていない場合には、復旧は不可能です


<データの復旧>

(Microsoft Outlook2010/2013/2016の場合)

Outlookの場合アカウントを作りなおしてやるのでもいいんですが、いらなくなったデータを削除したり、既定の設定を変更したりとその後の処理が面倒なので、今回はプロファイルの作り直しでご説明いたします。

1)プロファイルの作成

 a) コントロールパネル>ユーザーアカウントと家族のための安全設定>メール とクリックします

20151219-2-1.jpg 20151219-2-2.jpg

 b) メール設定ダイアログが表示されたら、"プロファイルの表示" をクリックします

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 c) "メール" というダイアログが表示されますので、ここでは、"追加" をクリックして進みます

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 d) "新しいプロファイル"の画面がでたら、プロファイル名(任意)を入力します。今回は、Outlook2015としてみましたが、ここはご自由に決めてください

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 e) 続いて、"新しいアカウントの追加" ダイアログになりますので、必要な情報を入力し、アカウントを設定します。正常に完了すれば、"完了"ボタンが出てきます

20151219-2-6.jpg 20151219-2-7.jpg

 f) 完了すると、"メール"ダイアログに戻ります。ここに新しいプロファイルが追加されていることを確認し、"Microsoft Outlookの起動時に使用するプロファイル" のところの "常に使用するプロファイル" を今回作成したプロファイル名に変更し、OKをクリックしダイアログを閉じます

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これでプロファイルの作成が完了しましたので、Outlookを起動します。
正常に終われば、新たにメールの受信が開始されます。新規に受信されたメールは、以前のように、件名や日時が空白ではなくきちんと受信されるはずです。

Outlookのバージョンによって多少異なりますが、今回は、Outlook2010(Windows7SP1)での環境下でのご紹介です。Outlook2013/2016も基本的には一緒です。コントロールパネルへの入る手順がWindows8/8.1/10と異なりますが、コントロールパネルに入ってしまえば同様です。


2)古いデータのインポート

さて今度は、新規に作成したアカウントへ過去のデータをインポートして戻す作業です。

 a) ファイル>オプション とクリックして、"Outlookのオプション" ダイアログを表示させます。

 b) 左ペインの "詳細設定" をクリックし、右ペインに表示された項目の中で、"エクスポート" にある "エクスポート" をクリックします。

20151219-3.jpg

 c) "インポート/エクスポートウィザード" に従ってデータのインポートを行います。

・"他のプログラムまたはファイルからのインポート" を選択し、"次へ"

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・"参照" をクリックして、PSTファイルの保存場所を指定し、"次へ"

20151219-3-2.jpg 20151219-3-3.jpg


* 通常データは、ドキュメントフォルダ内の、"Outlookファイル"内にあります
* オプションのところは、"重複してもインポートする" としておけば、重複した場合でも削除されることはありません。後でいらないものは個別にチェックして削除ができます


データのインポートが完了したら、件名などのない空白のデータや重複している不要なデータは、手作業で削除してください。

正常に作業が完了したら、古いプロファイルも残ったままなので、"プロファイルの作成"のところでご紹介した手順で、プロファイルを表示させ、古いプロファイルは削除してください。

また古いプロファイルのデータも、ドキュメントフォルダ内の、Outlookファイルフォルダに残っていますので、不要であれば削除してください。


(Windows Liveメール2009/2010/2012の場合)

Windows Liveメールの場合、Outlookと異なり、アカウントを削除してしまうと、データも削除されてしまうため、まずはデータをデスクトップなどにコピーしてバックアップしておく必要があります。

1) Windows Liveメールのデータのバックアップ

OSにもよりますが、Windows Liveメールのデータは、以下のところに保存されています。

20151219-4.jpg

Cドライブ>ユーザー>(ログインユーザー名)>AppData>Local>Microsoft
と開くと、"Windows Live Mail" というフォルダがあります。

とりあえずこのフォルダをそのままコピーしてデスクトップなどに一時的に保存しておいてください。


2) アカウントの削除

Windows Liveメールを起動し、左側に表示されたアカウント名の上で右クリックして、"アカウントの削除" をクリックしアカウントを一旦削除します。

20151219-4-1.jpg


3) メッセージの受信とデータのインポート

 a) Windows Liveメールを起動し、アカウントを設定します。
** アカウント設定がエクスポートされてあれば、そちらのデータをインポートするという方法でもいいでしょうね。

 b) 設定が完了したら、サーバー上のデータを新規に受信するはずです。McAfee入れなおした後であれば、今度は空白ではなくきちんと表示されるはずです。

 c) ファイル>インポート>メッセージ とクリックして、データのインポートを開始します。

[Windows Live メール] メールデータをバックアップする方法と復元する方法を教えてください。(Windows 7)/富士通


Outlook同様、データのインポートが完了したら、件名などのない空白のデータは手作業で削除してください。


こちらでは、データのみ取り込むためにざっくりと説明していますが、きっちりと、データやアカウント設定などをバックアップして、作業を進めてからデータを戻されるのであれば、以下のページも参考にしてください。

こちらでは、かなり細かくバックアップからインポートまでのデータ移行手順を解説されています。

初心者でもわかる! Windows 7 の Windows Live メールへのメール移行術


ということで、長くなりましたが、McAfeeによって、空白にされてしまったメッセージデータの復旧方法について取り上げてみました。


<参照>

McAfeeが原因で、受信されたメールの件名や送信者名が空白になってしまう
Windows LiveメールやOutlook等のメールソフトで受信したメールの件名や差出人、内容が空白になる事象について
nPOPのダウンロード
Outlook アイテムを Outlook データ ファイル (.pst) からインポートする
[Windows Live メール] メールデータをバックアップする方法と復元する方法を教えてください。(Windows 7)/富士通
初心者でもわかる! Windows 7 の Windows Live メールへのメール移行術


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