2015年12月01日

Windows 10 や Windows 8 で、F8キーによる セーフモード起動を利用できるようにする

Windows7までであれば、起動時に、F8キーを押すことで、"詳細ブートオプション" メニューを表示させて、セーフモードなどを選択し、問題の切り分けを行うことが可能でした。

Windows8 以降は、この機能が無効化されて、F8キーでは、この詳細ブートオプションメニューは呼び出せなくなりました。

Windows7までの場合:
コンピューターをセーフ モードで起動する

Windows8/8.1の場合:
レッツ! Windows 8 - セーフモードを呼び出す四つの方法/マイナビニュース

Windows8でも、Windows10でもやり方はいくつかありますが、F8キーからの詳細ブートオプションの起動はできませんでした。

さてそこで今回取り上げるのが、従来できていたF8キーによるセーフモードの起動方法について。せっかくなので、Windows 10のケースでご紹介しますが、Windows 8/8.1 でも同様です。



【設定方法】

1) スタート>すべてのアプリ>Windowsシステムツール と開いて、"コマンドプロンプト" のところで、右クリックし、"その他" から "管理者として実行" をクリックします

20151201-1.jpg 20151201-2.jpg





2) 次に、
  >bcdedit /set {default} bootmenupolicy legacy
と入力し、エンターします。

20151201-3.jpg

3) "この操作を正しく終了しました。" と出れば完了

20151201-4.jpg

【詳細ブートオプションの表示】

通常は、電源投入後、メーカーなどのロゴマークが出たところで、F8キーを押せば、Winodows7までの時のように、詳細ブートオプションのメニュー画面が表示されるはずです。

今回の設定で、起動時にF8を押して、表示されるようになった "詳細ブートオプション" の画面。F8を押すタイミングがうまく合わないようであれば、電源投入後、F8を連打してたりすればうまくいくかもしれません。

20151201-5.jpg


【設定を元に戻す】

ここでは設定を元に戻す方法についてご案内します。
いざ設定してみたものの、何らかの事情があって、元に戻したい場合の設定についてもご紹介させていただきます。

1) 設定の時と同様に、コマンドプロンプトを管理者モードで起動します

2) 次に、今度は、
>bcdedit /set {default} bootmenupolicy standard
と入力し、エンターを押します。

20151201-6.jpg

3) "この操作を正しく終了しました。" と出れば完了

20151201-7.jpg

これでまたF8では、詳細ブートオプションの画面が表示されなくなります。

やっぱりこれができると、何かのトラブルの時には便利ですよね。

<参照>
Windows 10: F8キーでセーフモード起動を可能にする方法 〜ブートオプションメニュー 〜


マウスコンピューター/G-Tune




posted by クリック at 21:41| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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