前回、IEのサポートポリシーの変更について取り上げた際に、最後の方でチラッと取り上げたのですが、意外と、PCをリフレッシュされたり、リセットされたりして、Windows8のままお使いの方がいらっしゃるようでしたので、改めてこちらも取り上げさせていただきました。
【Windows8.1 Updateの位置づけ】
現在販売されているWindows系のPCだと、ぼちぼち、Windows 10 搭載のものも出てきていますが、まだまだ Windows 8.1 搭載のPCも販売されています。
最初からWindows 8.1のものはともかく、それより以前。つまり、Windows 8 搭載のPCをお求めになってご利用の方は、自分で Windows 8.1にUpdateする必要があります。
Windows XP、Vista、7までは、それぞれSP1/SP2/SP3などというサービスパックという形で、修正プログラムが配布されていました。
Windows 8.1は、Windows 8のサービスパックに該当するものになります。
なぜ Service Pack なんて表示方法ではなく、Windows 8.1としてリリースされたのか?
"一般的に単なる修正プログラムの集まりである Service Pack とは異なり、Windows 8.1 には新機能と機能強化が含まれます。"("Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" より引用)
といった背景があるからのようです。
ということで、このWinodws 8.1には、サービスパックのサポートポリシーが適用されています。
【移行期間】
今回この移行期間が、2016年1月12日までとなっており、IEの新しいサポートポリシーへの変更同様に迫ってきています。
Windows 8の延長サポートは、"ご存じですか? いまお使いの Windows のサポート終了期限" のところにもあるように、2023年1月10日になっていますが、これはあくまでも、Windows 8.1 Update を適用した場合のものです。
詳細は、"Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ" や 以前に掲載させていただいた、"Window s8.1への移行期間は、2016年1月12日まで" のブログをご参照ください。
【Update方法】
通常のWindows Updateではなく、Winodwsストアにアクセスする必要があります。
・Windows 8をWindows 8.1へアップデートする方法/NEC
上記のNECのサイトにも紹介されていますが、スタート画面から、ストアにアクセスすると、"Windowsのアップデート" "無料でWindows 8.1に更新" という大きな表示がでてきますので、こちらをクリックしてUpdateします。
・PCを修理に出して、出荷初期状態で戻ってきた
・PCが不調なので、リフレッシュやリセットを行った など
Windows8の状態に戻ってしまった場合には、そのままご使用になるのではなく、まずは、Winodws 8.1 Updateを適用してください。
<参照>
・Windows 8.1への移行期間は、2016年1月12日まで
・Windows 製品のサポート ライフサイクルに関する FAQ
・ご存じですか? いまお使いの Windows のサポート終了期限
・Windows 8.1 Update (KB 2919355) をインストールする
・Windows 8 から Windows 8.1 にアップデートする
・Windows 8をWindows 8.1へアップデートする方法/NEC
2015年11月18日
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