今回はこのアップグレードの手順を追ってみます。Insider Previewをご利用の方にとっては見慣れた流れなんですが、Windows 10 にUpgradeした時以来こういった画面を見るのは初めてという方も多いかとも思います。
【Windows Updateの画面へ】
まずは、Windows Updateの画面に移動してみます。通常自動でUpdateされるので、今回ご紹介したプロセスに全く気が付かないうちにUpgradeされてしまった...という方もいらっしゃるかもしれませんが、一応最初からダウンロードの過程から確認してみました。
1) スタートボタン>設定>更新とセキュリティ と開きます
2) 左ペインにある、"Windows Update" をクリックするとUpdateが表示されます
そしてWindows Updateの画面でまずはダウンロードなどが開始されます。
今回は、日付にちなんでのようですが、Ver.1511 Build 10586 という項目が検出されています。
** 仮にそのほかのUpdateプログラムがあった場合には、一旦Updateを実行して、再起動後、再度この画面に入っていただくと、今回の新しいBuildのみまだインストールされないまま、表示されているはずです。
【Upgrade開始!】
まずはUpgradeが開始されると、プログラムのダウンロードとインストールが開始されます。この画面は通常のWindows Updateの画面のままです。


次に、"再起動" を求められます。この再起動からが更新の開始になります。


画像をご覧いただければお分かりのように、この画面までは、通常のWindows Updateの流れと一緒ですね。
さて次からが本番です!
・ファイルをコピーしています

・機能とドライバをインストールしています

・設定を構成しています


* この間も何度か自動的に再起動がかかりますが、そのまま自動的に進行します
こういった画面を経て、再度再起動がかかったのち、サインインの画面になります。
ローカルアカウントでも、Micrsoftアカウントでも、どちらでも構いませんので、普段使用されているユーザーを選択して、パスワードを入力などしてサインインします。


・更新のインストールが完了しました
・新しい機能が追加されました
などの画面がしばらく出た後、デスクトップの画面になります。
さて早速確認してみますと...

以下の情報にあるように更新されていることがわかります。
一番目立つところだろでは、Cortanaが今回のバージョンアップから利用できるようになったようです。
詳細は、また次の機会にご紹介させていただきます。
<参照>
・MS、「Windows 10」初のメジャーアップデートを提供開始/cnet
・Windows 10 初のメジャー アップデートを本日公開
・First Major Update for Windows 10 Available Today/Windows Blog
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