2015年11月10日

パブリックネットワークは安全ではないと表示される

いつも通りにインターネットを使っていたら、画面の右下の通知領域のあたりにポップアップ画面が表示されて、"公衆 Wi-Fiネットワーク 「〜」は安全ではありません" と表示されることがあります。今回はカルペルスキーインターネットセキュリティというセキュリティソフトから表示される一例です。

20151110-1.jpg

自宅内のWifiにつながっているにもかかわらず、公衆Wi-Fi(パブリックネットワーク)と識別されて、セキュリティソフトなどから、安全ではないと表示されることがあります。さて、こうなるとどうしたらいいのか?

今回はそんなネットワークの場所の設定についてご紹介いたします。


【ネットワークの場所とは?】

通常、現在のWindows 10には、ネットワークの場所として、

プライベートネットワーク: 自宅や職場などのネットワークを利用するための設定
パブリックネットワーク: 外出先などでネットワークを利用するための設定

が選択可能になっています。

仮に現在接続中のWifi接続のネットワークの場所が、パブリックネットワークであったりする場合、デバイスとコンテンツの共有が有効になっているため、セキュリティソフトなどにより、今回取り上げたようなメッセージが表示されることがあります。

Windows7であれば、

ホームネットワーク/社内ネットワーク/パブリックネットワーク

Windows8/8.1/10だと、

プライベートネットワーク/パブリックネットワーク

といった区分を変更することになります。



【ネットワークの場所を変更するには?】

変更手順の流れが、OSによって違うため非常に紛らわしいのですが、Windows 10 の場合には以下の通りになります。


1) スタートボタン>設定>ネットワークとインターネット と開きます

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2) Wi-Fiあるいは、イーサーネットを開いて、Wi-Fiの場合、さらに現在接続中になっているアクセスポイントを選択し、画面下部にある、"詳細オプション" をクリックします

20151110-3-1.jpg 20151110-3-2.jpg

3) "デバイスとコンテンツの検索" のダイアログが表示されますので、

この設定を、

オン:プライベートネットワーク
オフ:パブリックネットワーク


という形で設定します

20151110-4.jpg


また、以下の手順でも設定変更ができます。

1) コントロールパネル>ネットワークと共有センターと開きます

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2) ホームグループをクリックします

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3) "ネットワークの場所の変更" をクリックします

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4) ネットワークの画面が右側に表示されますので、

はい:プライベートネットワーク
いいえ:パブリックネットワーク

いずれかを選択します。今回は、"はい" をクリックします

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Windows 10 の場合、Windows7、Windows8/8.1までと、ちょっと設定方法が異なるため取り上げてみました。Windows7または、Windows8/8.1については、以下のサイトをご参照ください。

Windows8/8.1の場合:
Windows 8.1でネットワークの共有を有効/無効に設定する方法/NEC

Windows7の場合:
Windows 7でネットワークの場所を変更する方法/NEC


<参照>
ネットワークの場所(ホーム/社内/パブリック)を切り替えるには/PC Online
Windows 10でますます迷宮化する“ネットワークの場所の切り替え”――どうしたら簡単に操作できる? (1/2)/@IT
ネットワーク上の場所を選択する
Windows10のヘルプ



posted by クリック at 21:20| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Windows10 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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