本ブログでも人気コンテンツの一つ。Microsoft Office Picture Managerの導入方法ですが、Windows 10 上ではどんなものか? 確認してみました。
まずはいくつかのパターンで見ていきます。
1) Windows 8.1 に Microsoft Sharepoint Designer 2007 を利用して、Microsoft Office Picture Managerを導入した例(今回検証したPC)。その後、Winodws 10 にUpgradeしたもの。
上記のように、ご覧いただければわかるかと思いますが、Windows 10 への Upgrade 後も正常に動作しています。
2) Windows 10 のPCに新たに導入する例
今回はこちらの例を取り上げていきます。Windows 10 にUpgrade後も利用できるようなので、利用可能なものとしては、
・SharePoint Designer 2007
と
・Microsoft SharePoint Designer 2010 (32 ビット版)
・Microsoft SharePoint Designer 2010 (64 ビット版)
があります。
SharePoint Designer 2013もありますが、こちらからは残念ながら Microsoft Office Picture Manager が含まれていません。
ですので、SharePoint Designer 2007/2010 のいずれかをご利用いただくことになります。
** 注意)
SharePoint Designerの各バージョンのシステム要件をご確認いただきますと一目瞭然ですが、どちらのバージョンも当然古いものなので、その対象にWindows 10 は含まれておりません。
当然のことながらそうした中での導入ということになりますので、何もトラブルもなく導入できるとも限りませんので、予めご了承の上、お試しください。
また今回、再度 SharePoint Sesigner 2007 を導入してみるわけですが、これは、"Word2013で一太郎のファイルを開く" の時にもご紹介しましたが、一太郎コンバーターを利用するために、今回こちらを導入していおります。Microsoft Office Picture Managerのみ使えるようにするだけであれば、SharePoint Designer2010でも問題ありません。どちらか、お好きな方をご選択ください。
***一太郎コンバーターの動作については後日検証させていただきます。
【SharePoint Designer 2007の導入】
1) まずはダウンロードから。まずは、こちらの SharePoint Designer 2007 にアクセスして、日本語版をダウンロードします。今回は、Microsoft Edgeを利用しました。
2) ダウンロードが開始され、しばらくすると、ダウンロード完了後、セキュリティスキャンの後、画面下部に、"実行" ボタンが表示されますので、こちらをクリックします。
3) インストーラーが起動しだすと、ユーザーアカウント制御の画面がでますので、こちらは、"はい" で許可します。するとインストーラーの画面が表示され、ファイルの展開が始まります。
4) そして、"Microsoft Office SharePoint Designer 2007" のインストーラーの画面が表示されます。今回は、すべての機能を利用するわけではなく、Picture Managerと、とりあえず次回のために、一太郎コンバーターを導入するだけなので、"ユーザー設定" を選択します。
5) インストールオプションの画面になりますので、"Microsoft Office Picture Manager" のみ▼をクリックして、 "マイコンピューターから実行" として、それ以外のものは、"インストールしない" としておきます。最後に、"今すぐインストール" をクリックして、インストールを開始。
6) インストールの進行状況が表示され、完了すると、"Microsoft Office SharePoint Designer 2007が正常にインストールされました" と表示されますので、"閉じる" をクリックして終了します。
【Microsoft Office Picture Managerを起動する】
1) スタートボタンから、"すべてのアプリ" をクリックして、"M"のところまで行くと、"Microsoft Office" という項目がありますので、こちらをクリックします。"Microsoft Office Picture Manager" という項目がありますね。
2) 起動してみると...以前からご利用の皆さんにとっては、見慣れた画面かと思いますが、きちんと表示されていることがご確認いただけると思います。
ちなみに今回ご紹介した、SharePoint Designer2007/2010/2013 共に無料で利用可能なプログラムです。
ShraPont Designerは、本来は、"説得力があり魅力的な SharePoint サイトの公開、SharePoint プラットフォームでのワークフロー対応のアプリケーションやレポート ツールのすばやい構築など、すべての作業を IT 管理環境で行うために必要な強力なツール"(SharePoint Designer 2007のHPより引用)ということで公開されているものです。
繰り返しになりますが、SharePoint Designer2007などのダウンロード画面のところで仕様を確認すると、Windows 10 はサポート対象のOSではありません。ですので、どこまで正常な動作が期待できるかはわからないのが現状です。
しかし、これが利用できなくなって困っていらっしゃる方も多いようなので、もし興味のある方は、そのあたりをご理解いただいた上で、一度お試しになって見て下さい。
<参照>
・Office2013にMicrosoft Picture Managerを導入する
・Office2013 で Picture Managerを使いたい
・Word2013で一太郎のファイルを開く
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Windows Live フォトギャラリー、あるいはフォトを試してみましたが使い物にならず、本記事のお教えに従いインストールしてみようと思っています。
そこで質問ですが、本記事では、なぜ、Microsoft SharePoint Designer 2010 (64 ビット版)ではなく、古い方のSharePoint Designer 2007で行っているのでしょうか?
また、本件とは関係無いですが(恐縮です)、うまくいかなかった時はコントロールパネルのシステムの復元で戻せばいい、と思っていたのですが、Windows10のコントロールパネルにはバックアップと復元(Wibdows 7)が有りますが、なんだか違うようで使えず、ここでも行き詰まっています(更新前のPCはVistaです)。
これも、もし、分かればお教えください。
ありがとうございました。
「モンキーに警告」さんのブログで、Microsoft SharePoint Designer 2010を使ってインストールされていたので、Microsoft SharePoint Designer 2010をダウンロードしてインストールしました。
問題有りません。
「モンキーに警告」さんの、その記事は、「パソコンのツボ 〜Office のTIP」さんの本記事参考となっています。
http://h-monkey.hatenablog.com/entry/2015/02/09/213250
私も、お二人の記事リンクを載せて、今回の件の記事を書きたいと思います。
システムの復元に関しては富士通さんに聞きました。
コメントを書くのが早すぎたようで、大変失礼いたしました。
今後も貴ブログ、拝読させていただきます。
本当に、大変助かりました。
コメントありがとうございます。
> なぜ、Microsoft SharePoint Designer 2010 (64 ビット版)ではなく、古い方のSharePoint Designer 2007で行っているのでしょうか?
記事中でも触れていますが、SharePoint Designer 2007には、2010にはない、"一太郎コンバーター" という機能があります。一太郎で作成したデータを、Wordで開けるようにするためのものですが、この機能を利用するために、あえて、ここでは、SharePointDesigner2007を導入しております。
いまの自分に関係無いという意識のせいか、文章をよく理解していませんでした。
大変失礼いたしました。
とにかく、おかげさまで、ブログの記事を、いまも、いままで通り書けております。
ありがとうございました(感謝感謝)。
画像編集にずっと不便を感じていたWin10ですが、おかげさまでピクチャーマネージャーをインストールすることができました。
有難うございました。